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2006年04月17日
カテゴリ：ひとり言…
桜のつぼみが膨らみ始めた４月３日の朝
祖母が亡くなりました 来月８６歳の誕生日を迎える予定でした おととしの１２月、くも膜下出血で倒れ４７０日間の闘病生活でした 手術は成功しましたが、術後の合併症等で苦しみ 最後は胃ろう（口から食べ物が食べられずお腹に穴をあけて直接胃に栄養を入れる）で入れた栄養が逆流し、肺に入って肺炎を起こして、肺炎で亡くなりました 祖母が亡くなって２週間 大切な人を亡くす事程辛い事はありません いつも側にいなくても、生きているという事が私たちを元気にしてくれていたのに もう、手を握る事も出来ないなんて ３日の午前５時、鳴り響いた電話のベルを聞き、飛び起きて階段を駆け下り、 父は一人で飛び出して行き、東京から帰って来ていた兄も後を追い、 母にコルセット（医療用）を付けて焦る気持ちを抑えながら、母の歩けるペースで 早歩きで病院に向かいました 病院まで走って３分 父が辿り着いてすぐに、ゆっくりと息を引き取ったそうです 父を待っていたかのように 兄が到着した時には、もう息を引き取った後だったそうです ４７０日間の闘病生活のうち父は毎日祖母の所へ通い続けました 絶対よくなって、家に帰ろうな！と励まし続けました ２回だけ夢が叶い、一時帰宅で夜ご飯をみんなで食べました 悲しむ余裕もないまま、葬儀屋さんが来て次々と準備を進めて行きました 式が始まると涙がどんどん出てきて止まりませんでした 本当に悲しくて、寂しくて、辛くて ずっと、看病していた父は行く所がなくなり リビングのソファーで横になって眠っている事が多くなりました 血圧が高く体調も悪く、祖母が亡くなる３日程前から頸椎を痛めていて 痛み止めも効かない状態で、かなり弱っています お通夜の夜、お線香の番をしていたとき、寝転がっている私の後ろで 父が涙を流していました 父も今年で６３歳 祖母の看病で、若干歳を取ったように見えます とりあえず、笑顔を取り戻し笑って食事が出来るようになりました おばあちゃんが悲しむから、笑顔で頑張らないと！ って、思いながらも布団に潜ると涙が止まらないMeMeだったりします・・・ 頑張るからね お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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