テーマ:試写会で観た映画の感想(679)
カテゴリ:映画・テレビ
4/14に、「ニュー・ワールド」という映画の試写会に行ってきました。 この映画はディズニー映画にもなった「ポカホンタス」の話。 私はポカホンタスの名前は知っていましたが、お話は知りませんでした。 「ニュー・ワールド」の公式サイトはこちら 【あらすじ】 17世紀初頭、新大陸アメリカ。 先住民の王の娘、ポカホンタスは、イギリスから開拓にやって来たジョン・スミス(コリン・ファレル)と出逢う。 2人は急速に恋に落ちる。 しかし、それは許されない恋だった。 自分たちの生活を守ろうとする先住民と、開拓しようとするイギリス人。 やがて激しい闘いが始まり、2人の愛は引き裂かれてしまう。 スミスが事故で亡くなったと聞き。悲しみにくれるポカホンタス。 そんな絶望の日々から彼女を救ったのが、イギリス紳士ジョン・ロルフ(クリスチャン・ベール)。 ロルフと平穏な日々を過ごしていたある日、スミスがロンドンにいるとの噂が舞い込む。 恋こがれるスミスと、自分を守ってくれるロルフ。 2人の間で揺れ動くポカホンタスが見つけた答えは? 【感想】 私、コリン・ファレルって俳優さんは、苦手だと思ってました。 眉毛が太くて、野暮ったい、おっさんくさいイメージを持ってたの。 ロルフ役のクリスチャン・ベールという俳優さん。 「バットマン・ビギンズ」に出てた人らしいんだけど、私はこの人知らなかった。でも、この人の顔、好み! 映画を見る前は「そりゃポカホンタスはロルフを選んじゃうよな」なんて思いました。 映画を見てみたら、コリン・ファレルってかっこいいわね。 やっぱり眉毛はゲジゲジで、口から下の毛深さには閉口するけど(私、毛深いのが苦手なの) でも、ワイルドな、彼の魅力はわかったわ。 ロルフ役のクリスチャン・ベールという俳優さん。 彼はやっぱりかっこいい! 顔がトム・クルーズっぽいと思ったのは私だけかしらん? この映画、結論から言うと とてもいい映画でした。感動した!激しくおすすめ。 一応恋愛モノのカテゴリーになるのかもしれないけど、この映画が伝えたい事ってたくさんある。 映画を見ていて、私が旅をしていた時に感じた事を思い出してた。 「文明の発達って、幸せな事?」 先進国に生まれた人は、発展途上国の人をかわいそうだとか思ったりするよね。 私も旅をする前はそう思ってた。 でも、それってただの驕りたかぶった考え。 貧しくて、自由に旅はできなくても、私たちよりも平和で、心が豊かで、幸せに暮らしている人もたくさんいる。 映画の中でスミスが「この先住民の人たちは、とても臆病で、争いなんかない世界で、平和に暮らしてる。夢を見ているようだ」って言っていたのだけれど、本当にそうだよね。 私たちはいろんな情報を知っていて、それは幸せでもあるけれど、知ってしまったために生まれる欲求、羨望、嫉妬といった、汚れた感情を抱いてしまってる。 でも、そういうよその世界の情報を全く知らなかったら、人びとはすごく純粋なまま、幸せなんじゃないかな? アメリカ大陸の、自然のままの美しさ。 ポカホンタスと言う女性の、激動の人生。 イギリス人と、槍もってウホウホ言ってる先住民が同じ世代にいるという不思議さ。 いろんな事を感じられる映画だと思います。 4/22(土)からロードショーです。 ニュー・ワールド@映画生活 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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