スペシャルオリンピックスについて
恥ずかしながら私は、最近上地玲子先生の紹介でこのスペシャルオリンピックスを知りました。スペシャルオリンピックス出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』スペシャルオリンピックス(Special Olympics:SO)は、知的発達障害のある人の自立や社会参加を目的として、日常的なスポーツプログラムや、成果の発表の場としての競技会を提供する国際的なスポーツ組織。このため、Special Olympics と複数形になっている。1962年6月にジョン・F・ケネディの妹のユニス・メリー・ケネディ・シュライバーが自宅の庭を開放して35人の知的発達障害者を招いてデイキャンプを行ったのが始まり。その後、Joseph P. Kennedy, Jr. Foundationによって全米に活動が広げられ、1968年7月20日に第1回の夏季世界大会がアメリカのイリノイ州、シカゴで開催される。1968年12月にはSpecial Olympics, Inc.が設立される。1988年に、国際オリンピック委員会(IOC)とオリンピックの名称使用について認める議定書を交わす。現在、ユニスの子息、ティモシー・P・シュライバーが会長を務める。現在、スペシャルオリンピックスの競技は夏冬合わせて26種類あり、約170万人の知的発達障害のある人と50万人のボランティアが150を超える国と地域で、この活動に参加している。2003年にアイルランド共和国の首都ダブリンで行われた2003年スペシャルオリンピックス夏季世界大会は、その年行われたスポーツイベントの中で、もっとも盛大なものとなった。また、スペシャルオリンピックスにはディビジョニングと呼ばれる特殊なルールがあり、これによってアスリートは性別や競技能力によって、競技技能が同程度になるよう組み分けされる。また、スペシャルオリンピックスでは他の人に勝つ事を目標としておらず、アスリートが自己の最善を尽くす事を目的としている。これはアスリート宣誓のLet me win. But if I cannot win, let me be brave in the attempt.という言葉にも込められている。日本では、スペシャルオリンピックス日本(SON)が国内本部として1994年にSO国際本部の認証を受け発足、SONは2001年に特定非営利活動法人(NPO法人)の認可を受け、2006年には認定特定非営利活動法人として認定を受け活動中。★NPO法人 スペシャルオリンピックス日本 http://www.son.or.jp/スペシャルオリンピックスは、知的発達障害を持っている方が誰でも参加できるシステムになっているようです。将来我がひろくんにもぜひ参加させてみようと思っています。参加することで、私たち親も含めて子供たちと色んなことを学べそうな気がしています。下記の映画『ホストタウン』を見ていっそうそう感じました。http://www.film-able.com/hosttown/index.htmlスペシャルオリンピックスをテーマにした映画は現在、数作品上映されています。詳細については、下記『ableの会』のHPをご参照下さい。★ableの会http://www.film-able.com/『able』『Host Town』『Believe』の自主上映をサポートされています。自主上映情報もぜひご参考にして下さい。現在までに小栗謙一監督が、スペシャルオリンピックスをテーマにした映画を3作品作られています。1、2作目の、『エイブル』『ホストタウン』は既にDVDになっています。聞くところによると、BSでも放映されているようです。私も先日拝見しましたがとても素晴らしいドキュメンタリー映画でした。障がいを持った子どもの可能性について、目からまたウロコが落ちてしまいました。後日簡単にこの2作品の感想を記事にする予定です。最新作の『ビリーブ』は自主上映のみになります。2作品がとても素晴らしかったので、ぜひ機会があれば見に行きます。ところで、先日の20日に映画『ビリーブ』のクルーたちの様子を撮影した30分のドキュメンタリーが放映されました。NHK福祉ネットワークにて、次の27日PM1:20~1:50にも再放送されますので、ぜひお見逃しなく!http://www.nhk.or.jp/heart-net/fnet/私はこの番組を見ましたが、障がいを持っている方の多くの難題は、私たちの多くが障がいを持っている方の可能性を十分知らないことに根本的な原因があるのではないかとあらためて思いました。私たちが一緒になって障がいを持つ方の能力を引き出せる社会を作っていくことが出来れば、今よりももっと皆が楽しめる環境になるのではないかと思います。※再び、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より記録映画スペシャルオリンピックスの全体についての公式記録映画ではないが、1999年、アメリカ、ノースカロライナで行われた大会に参加した日本の選手をドキュメンタリでTV番組として紹介した作品が、反響を呼び、監督の小栗謙一が、それを映画化した作品「able」(「エイブル」と読ませる。2001年作品・日本・アメリカ合作)がある。これが好意的に受け止められたため、2003年のダブリン大会は、現地の障害者とその家族に焦点を当てて映画が製作された。「Host Town/able2」(2003年作品・日本・アイルランド合作)。ナレーションを担当しているマラキ・マコートは、「アンジェラの灰」の著者フランク・マコートの弟である。2005年2月長野で開催された世界大会では、普段アスリートとして参加している知的発達障害者自身が撮影した映像を映画「believe」と題して製作。現在、渋谷、イメージフォーラムで上映中。