ひろくんの住む地域にダウン症専門の療育会が出来ました
この日、井笠地域のダウン症児専門の療育会の第1回目会合がありました。この会には、ひろくんママが参加しました。 ※今回はひろくんの住んでいる井笠地域及びその付近に お住まいの方への情報が多く含まれます。 (井笠地域:笠岡市、井原市、矢掛町、浅口市、里庄町)以下はひろくんママレポートです(^^)■会が発足された理由この会が発足された理由は、この地域で最近ダウン症児の人数が増えてきたことがありました。その為、他の障がい(自閉症など)の子たちと共に園生活をしているダウン症児に対して、もっと専門的に目を向ける必要があるとの判断から、今回の会が発足されたそうです。他には以前よりダウン症児の親から、子どもについて相談できる場所が欲しいという要望もあったようで、その事も今回の会の発足につながったそうです。■初会合の内容初会合は10時~昼前くらいまで行われました。参加者は、園の先生方、井笠地域の保健師さん、県の保健師さん、ダウン症児の親の方が参加されていました。まず自己紹介から始まりました。その次に県の保健師さんからダウン症の説明がありました。地域の保健師さんは1年目の方が多く、お話ではほとんどダウン症に関して知識がないとのこと。■推奨されていた本ダウン症の説明をされる前に、推奨本の紹介があったのですが、森下晶子さん著「ゆっくりゆっくり」や飯沼和三先生著「ダウン症は病気じゃない」も良書として紹介されていました。とくに「ゆっくりゆっくり」は実際にダウン症児を育児されてきた親の方が書かれた本なのでとても参考になると言われていました。このダウン症児特有の「ゆっくりゆっくり」を説明するのに、上地玲子先生著「ダウン症児ハンドブック」を使われる場面もあって、とてもわかりやすくダウン症に関して説明をされていました。ダウン症と切り離せない合併症の説明もハンドブックを交えて説明されていました。※事前に参考になればと数冊配っていたものが使われたようです■印象に残った言葉県の保健師さんのお話の中で印象に残った言葉がありました。「言葉は7%に過ぎず、笑顔や態度が93%を占める」と言う内容の言葉です。後で調べてみたところそれは「メラビアンの法則」というメッセージ伝達に占める割合の法則で、7-38-55のルールとも言われているものでした。(7%:言語、38%:声のトーンや口調、55%:ボディーランゲージ) → メラビアンの法則(ウィキペディアへ)■その他開催日は毎週火曜の午前中になりました。内容は赤ちゃん体操や、言語、音楽など、色んな方法を使って療育していかれるとのこと。とても心強く思いました。私以外の方はお子さま連れでしたので(ひろくんは園)、一通りの説明が終わった後、子どもの体の様々な箇所を音楽に合わせてとんとん叩いていました。お子さんを連れていない方(先生、保健婦さん、私)は大人同士でやりました(^_^;A来週からはひろくんも参加です。今までダウン症の療育は車を持っていないため、参加しにくかったのですが、今後はとても期待しています。(こちらも遠いのですが、倉敷ほどではありません^^;)以上、ひろくんママの話でした<(_ _*)> → 森下晶子さん著「ゆっくりゆっくり」レビューしてます → 本ブログのトップページへ