直木賞の「ちいさいおうち」を山田洋次監督で
映画化という作品です。
タキちゃん(黒木華)が家政婦として働いていた戦前のパートと
妻夫木聡らが年老いたタキ亡きあとに回想する現代パートに分かれて
います。この構成は、永遠の0と非常によく似ていますね!!
黒木さんは、NHK連ドラ「花子とアン」での妹役とほとんど同じ
雰囲気で演技していますねw(時代も同じかな)
昭和10年頃から20年の終戦にかけてのちょっと裕福な家庭が
テーマです。東京近辺の赤い屋根の洋風の家で起こる少しスリ
リングなヒューマンドラマです。
物語の中心は、小さいおうちの奥様:松たか子が、ダンナの部下に
恋をしてしまうという展開です。
そこに忍び寄る戦争の暗い影が、全般的にストーリーを引き締め
ています。
鑑賞後の気分は、とても清々しい感じになりました。
にほんブログ村