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September 25, 2016
カテゴリ：本
君の名は。新海誠、レビュー
映画史上に残るような大ヒットを記録した アニメーション作品の「君の名は。」です。 この小説版を読みました。作者は映画監督の 新海誠氏で、所謂ノベライズ作品ということ ですね。映画より一足早く出版されています。 妻と息子は、映画館で鑑賞しました。その後 も破竹の勢いで観客動員を伸ばし、ついに 興行収入１００億円突破だそうです。凄い 人気で大成功という感じです。 作画監督は、ジブリの安藤雅司氏。 プロデューサーは、「世界から猫が消えたなら」の作者で 「電車男」、「宇宙兄弟」、「おおかみこども」、 などを企画した、川村元気氏。 この小説版は、ほぼ映画と同じストーリーです。 予め大体の筋は知っていたので、男女の心が入れ 替わるというようなファンタジーとして違和感なく 読めました。主要なターゲット層であろう高校生が 主役で、１２００年周期でやってくる彗星によって 壊滅する村から、彼らの機転で人々を守ろうとする というお話です。女子の三葉（みつは）ちゃんは、 壊滅する飛騨地方の田舎暮らしです。代々神社の巫女 の家系でちょっと不思議な能力があります。そして 男子の瀧（たき）君は、東京で暮らし、カフェで アルバイトをしている平凡な青年です。 高２の彼と彼女は、突然魂が入れ替わるという異変に 戸惑いながらも次第に解明され行く重要な使命に気付いて いきます。そしてついに隕石の落下で甚大な被害が出る （すでに出ている）村を救済するために懸命に行動し て行きます・・・。 小説版だと迫力に欠ける感がありますが、たいへん よくできたストーリーであると強く感じます。 その映像の一部は、ユーチューブで見られるので 視聴すると、ものすごく細密かつ感動的な美しさだと 思いました。このストーリーに超絶的映像が合わされば 素晴らしい作品になるなと実感します。主役の瀧君の声は、 俳優の神木隆之介君です。そしてロックバンド：radwimpsの 主題歌やＳＮＳ：ＬＩＮＥなどのネットの口コミ等々が上手く合わさ って強いシナジーを発揮した結果が今回の大ヒットなのでしょうね。 新海誠監督の他の作品も見たり読みたくなりました。  芸術・人文 ブログランキングへ  にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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