24 ヤブツルアズキ(Vigna angularis var. nipponensis)
マメ科の植物なのでスイトピーのような可憐な花びらです。識別のポイントは花の後ろに映っているまっすぐな実(マメ)です。
【情報アドバンテージ論モドキ(紳士淑女のゲームとしてのDM)】
ワーカーさんの「親子のためのデュエルマスターズ」で、最近、コラム「DMにおけるアドバンテージ研究」が連載されており、更新を楽しみにしております。
現在、情報アドバンテージ論編の第3回までがアップされています。私の思い込みかもしれませんが、この情報の探り合い、情報操作という心理戦が、ワーカーさんの興味を強く引いていると思われ、力のこもったコラムになっております。
さて、ワーカーさんは知的興味からDMを理論的に分析しようとされているので、その趣旨からそれてしまう「モドキ」で申し訳ないのですが、私が感じるところをちょっと書いてみたいと思います。
○三味線(しゃみせん:いわゆる口に出す偽情報)ってどう?
最初の5枚の手札が最高のときに「事故った~」、あと1ターンしのげれば逆転できるときに「もう無理~」、シールドをブレークされてSTでもないのに考えたふりして「使わんとこ」、攻撃してほしいときに「よし!次のターン勝てる」なんて口先の情報操作はいくらでもできます。願ってもないカードを引いて「チェッ」ぐらいは誰にもありそうです。
嘘っぽい発言があっても、それだけで反則負けになることはないですよね。
○見せ札(プレイとは無関係な故意の情報提供)ってどう?
例えば、アポカリプス・ディが1枚しかないデッキで手札からアポカリプス・ディをポトリと落としてみせる。相手方は場にクリーチャーを優位に展開していれば、シールドを攻撃しにくくなりますよね。
作為的でなければノープロブレムですし、故意に見せたとしても罰則はなにもないはず。それならわざと見せた方が有利なカードは、開示した方が得ということになります。
で、だからみんなもやりましょうではなくて、あまりくだらない手段を使っても、得るものはなにもなく楽しくありませんよという話です。
これはワーカーさんも同じと思いますが、ルールを守りながらその枠の中で「繊細(せんさい)で奥深い情報戦」を楽しみたいのであって、更にいえば、ルール上のペナルティはなくても、よりプレーヤーがDMを楽しむために守るべき部分も多くあると思います。
となると、プレイ中、許されるのは「意味深にニヤッと笑う」ぐらいで、ゲームの流れとは無関係なところでの情報戦は、お呼びじゃないという気がします。
ワーカーさんも、
『しかし、実際の対戦では、相手の判断を誤らせるような演技をすることは、そうできるものではないし、実際にそこまですればトラブルになる可能性もあるでしょう。』
と注意喚起されています。