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テーマ:たわごと(26824)
カテゴリ:たたのうの日記
呉智英著、『サルの正義』を読みました。
二十年近く前に連載されたコラムの文庫なんですが・・・。 何だかなぁ。 冒頭の文章からして物凄い。 名指しとまではいかないけど、完全に個人を特定した上で、こいつはサルですって言ってるような文章です。 そして、冒頭を締めくくる文章は、 サルから人間へ! 衝撃でした。 最近は、こここまでアグレッシブな本を読んでいなかったので、二十年も前の文章なのに新鮮にすら感じました。 数十篇のコラムは、タイトルからして相当に過激です。 例えば、 ・死刑を廃止し、仇討ちを復活せよ ・差別用語絶滅のために糾弾団体に検閲権を与えよ といった感じ。 他のタイトルも、ここに表記することをためらってしまうようなタイトルばかり。 内容は推して知るべし。 私は好きですけどね、こういう本。 ただところどころ、難しすぎて理解すらできませんでした。 己の無知を恥じるばかりです。 それにしても、「サルから人間へ!」とか言われてもちょっと難しいんじゃないだろうか。 なんたってサルなんだから。 サル代表な私が思うに、たぶんみんな諦めているのでは。 進化することを。 だから、二十年近く前の文章だけど古く感じないんだと思います。 ゆえに、私の結論はこうです。 サルはサルのままで! こっちの方が、楽しそうな世界だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.10.19 00:57:41
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