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2009.12.09
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テーマ:たわごと(26822)
カテゴリ:たたのうの日記
正に悪夢の一夜でした。


先日、私は家に帰れない状態になりました。

お酒の飲みすぎが原因です。

次の日は、朝から仕事なのに・・・。

あーあ。


まあ、いつものことです。

気にもしません。

しょうがないから、カラオケかマンガ喫茶にでも行こうかな。


で、ここからが悪夢の始まりなのです。


あっ、お金がない・・・。

どうしよう。

とりあえず、近くに住む友人たちに連絡してみる。


時刻は午前一時過ぎ。


つながらない。

つながらない・・・。

根気強く架け続ける。

つながらない。


ようやく一人つながるも、一夜の宿を断固拒否。

・・・。

時刻は午前一時半。

まあ、相手にも生活があるからさ・・・。

バカヤロー。


どうしよう。


眠い。

そして寒い。

驚くほどの寒さです。

眠ればきっと死んでしまう。

12月ってこんなに寒かったっけ?


近くのコンビニに避難。

あったかい。

店の隅っこで、仮眠できないものかと無謀に挑戦。

店員に怒られる。

なんて真っ当な言い分をするのだろう。

この鬼め。


午前二時。

再び寒空の下へ。

止まっていたら眠くなる。

眠れば私は死んでしまう。

そんな思いから、私は一晩中歩き続けることを決意しました。


お金がない、目的もない、何の希望も持ち得ない。

そんな状況で、私は歩き出しました。

切なくなります。

泣きそうです。


嘘です。

ちょっと泣いてました。


初めの予定では、一晩歩ききり、始発で帰ってシャワーを浴び、30分程仮眠を取ろうと考えていました。

それなのに・・・。

更なる不幸が待ち受けておりました。


一人てくてく孤独に歩くうち、気づけば私は、己の妄想の世界にどっぷりと浸っていました。

子どもの頃を思い出したり、世界への恨み言とか、宝くじが当たったらどうしようとか。

いや、他にすることもなかったので。

愚かな行為のその結果は、最悪の状況を招きました。


午前四時半。

迷子。


ああ、もうすぐ始発が動き出す。

そんな時間なのに、己のいる場所が、駅の方向が分からない・・・。

どうすればいいのか分かりません。

困った私は、とりあえずダッシュ。

何が何だかもう分からない。

私は、なぜ走ってるんだろう。


家に着いた頃には、もうへろへろでした。

それでも、のんびりしてる時間はないのです。

シャワーを浴び、再び駅まで全力疾走。

ぎりぎり遅刻は免れました。


その日一日、ゲー出そうになりながら働いてましたよ。


私は学びました。

冬には寝る場所が必要なんだと。

絶対。


当分は、大抵の試練は乗り越えられる気がしています。





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最終更新日  2009.12.10 04:37:32
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