|
カテゴリ:アメリカ生活
今日は今大学院で取り掛かっているプロジェクトについてA教授とアポイントメントがあった。 そのためにここ一週間ほどいやというほどリサーチペーパーを読まなければいけなかった。(そのわりに毎日日記更新したり喧嘩したりしてましたが。) そして昨日も朝の4時までずーっとリサーチペーパーを読んで学校へ。(あ、そういっても昨日の夜もやっぱり日記更新してたけど。) もうくらくらしながら最初のグループミーティングに出席。 A教授との約束はグループミーティングの後になっていた。 まずグループミーティングに顔を出したA教授。 一人の子がプレゼンテーションを終わらせるとその子と一緒に他の学校訪問という事で消えていった。 あれ? A教授!ちょっと忘れ物忘れ物!!! わ、た、し! 忘れてますよ。 もう私とのアポイントメントなんてすっきりきれいに忘れちゃったんですね。潔くて気持ちがいいくらいだ! という訳で無気力でふらふらしてたら韓国人のクラスメートのJに出くわした。 私が魂抜けつつあるのとは対象に彼女はちょっと前に留学生課に喧嘩を売りに行ってきたそうでかなり熱くなっていた。 そして学校にいてもする事がないので二人でJの家に行くことに。 そこでJの犬クッキー(写真)と遊ぶ。 クッキーちゃん私に会うと興奮しすぎておなか出して、「なでてなでて」をおねだりしてくるのでなでてあげると必ずお漏らしする、というなかなか飼い主にとっては困りものだけど憎めないワンちゃんだ。 さてそこでJに聞いた話。 彼女は韓国人、旦那さんは中国系アメリカ人だ。 そしてこの夫婦は結構裕福な白人層が住むエリアに住んでいる。もちろん周りはベンツやBMWといった高級車ばかり。 ここにJ夫妻は何年か住んでいるのだが、今までご近所付き合いなんていうものは全くなかったらしい。 ところがクッキーを飼い始めて散歩するようになったらいきなりご近所付き合いが始まったそうだ。 そしてついには「うちでも犬飼ってるのよー。今度うちにも来て!」なんて言われてそこのお宅へ遊びに行ったり。 今度はJ夫妻がお返しにと彼女たちの家に彼らを招待したらしい。 そこでJ夫妻は招き入れた夫妻に、 「ごめんなさいね。私たちあなた達オリエンタル(アジア人とは言わなかったらしい)のこと誤解してたわ。犬を食べるような野蛮な人達かと思ってたのにあなた達は違ったのね。ちゃんと犬をかわいがっているのね。」 と言われ晴れて「ご近所文化人デビュー」したそうだ。 、、、、、、これってどうなのよ? 確かに犬を食べるのは野蛮な感じがするかもしれないけど、そもそも食文化というのはそれぞれの国で発達したもので、ウサギを食べるところもあれば、熊とかワニを食べるところもあるわけで。 日本人だって鯨をよく食べていましたよね。まあ戦時中など鯨は貴重なタンパク源だったわけだし。でもこれもよく非難されてますね。 ただ自分の文化のスタンダードに合わないからといって、「野蛮だ」みたいには一概に言えないと思うのです。 私だってウサギ大好きですが、場所によっては貴重な食料源な訳でそれを非難するつもりはないし。 でもやっぱりこういう話を聞くとちょっと「うーん」と思わずにはいられないのです。 なんか自分本位の物差しだけを使っているようで。 そういえばはっち(中国在住の友人)も犬のクッキーちゃんを見て「おいしそー」という感想を持つ中国人がいると言っていたけれど、私はそれはそれでいいと思うのですよ。 そこが私の生まれ育った食文化とは違う食文化を持っているというだけなのだから。 あ、もちろん天然記念物とか絶滅品種食べるとかましてやクッキーちゃん捕獲作戦なんていうのは反対ですが。 いやあ、こんいうのってどうなんでしょうか? 私が気にしすぎなのかなあ、、、、。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アメリカ生活] カテゴリの最新記事
|