天国と地獄
天国と地獄本日3度目の投稿実は昨日書きたかったのだけど、メンテのおかげで1日遅れですだいぶ前にYahoo!のニュースで、黒澤明監督の『天国と地獄』がドラマでリメークされるというのを読んで、かなり楽しみにしていたのに、OAの日程をきちんとチェックしてなかった、ずさんなワタシでも虫の報せか?滅多にしないTV欄チェックをしていたら“黒澤明”の文字が目に飛び込んできた書き出すとかなり長くなるので、また後日のネタに置いておきますが黒澤映画、大・大・大好きなのですいや、正確には 三船敏郎 が大好き好きな作品は数あれど、この『天国と地獄』は今まで観た 黒澤映画の中で2番目に好きな作品だったりします1番?それはまた後日ネタ、ということでで。佐藤浩市サマ 現役の日本の俳優さんの中ではトップクラスに位置する、これまた大好きな俳優さんでもあるので脚本と演出さえ問題が無ければ、これはかなりオモシロそう他の方のブログで色々書かれてるように、確かに無理な設定はかなりあったし、犯人が、犯行に走っても仕方がないと思えるような憎悪や狂気のようなものは確かに感じられなかった。でも、全体を通して言えば もう、ただただ感動、そして脱帽です40年も前の作品のリメークなのだから、どれだけ設定やらセリフをいじってくるんだろうか・・・と危惧していましたが。ここまでカンペキに再現してしまうとは!!!最初の重役達が雁首揃えてるシーンのセリフ、正にそのまんま!!!あのシーンで『お!設定変えずに来てるぞ!』と、かなり期待感が高まりましたいじったのは舞台を小樽に持っていったこと、(他の設定を生かすには、国内にはもうここしか残ってなかったのか?!)携帯電話が開発されたのでそれを使わざるを得なかったこと、子供が誘拐犯になついたこと。他にもいくつかありますが、他はそんなに大筋に影響を与えない程度だったと思えて元作品の場面を思い出しながら(比べながら?)観たにも関わらず充分に楽しめましたただ、元作品もあらすじも何も知らずに観た人にとったらどうだったのだろう?身代金の受け渡しに関しては、今じゃ使い古されたものになってしまっているし特に目新しいものもなかったのでは?ま、せいぜい“いいとこのお嬢さん”がヘロインを扱うことが今じゃ驚きでも何でもなくなってしまっている時代の怖さ、みたいなものはあったのでしょうか?ちなみに第2夜の『生きる』は観ませんでした・・・予告で松本幸四郎さん演じる渡辺課長を観て『ち・・・違う・・・』と思ったので元作品はかなり切なくて、三船敏郎さまが出ていないけど好きですね 生きる 日本を代表する黒澤作品をセットにしました黒澤明監督作品映画DVD 10巻セット