私は自衛隊のことをもっと知りたい>陸上自衛隊駐屯地祭り
今回は7月18日に行われた陸上自衛隊第7機甲師団北恵庭駐屯地創立65周年記念行事の様子です。日本全国各地の陸上自衛隊では1年に1度、基地祭として各駐屯地の一般開放を行っています。特に北海道の札幌から千歳にかけては駐屯地が多いので、今回は北恵庭駐屯地に行ってみました。さっそうと走る90式戦車、陸自の隊旗がひるがえります、ここの基地祭は車両にものすごく近いです。87式偵察警戒車です。 略称「87RCV」、愛称「ブラックアイ」 25mm機関砲を装備しています。91式戦車橋です。 通称「タンクブリッジ」 上部に折りたたまれているのがパタパタと伸びて橋になっちゃうってものです、大規模災害にも対応しそうですね。73式装甲兵員輸送車です。 通称「73APC」 旧タイプにつき新型の96式に移行中。96式装輪装甲車です。 通称「クーガー」 最高速度100キロで走れます、兵員を10名乗車可能。この90式戦車、世界主要国の第3世代戦車の中でも、とりわけ高性能と言われています。見た感じはもの凄く大きいですが、これでも他国の戦車と比較すると小型軽量らしいです。この90式戦車のエンジンは、排気量21,500ccで、V型10気筒ターボディーゼル搭載。最大トルクが450kgって、自家用車の20倍以上のトルクだが・・・車体重量が50tだって(汗)なんせ重車両は「排気ガスの量」もハンパない量で、通過後しばらくはモンモンとなります。行進のあとは模擬戦闘訓練を披露されます。 敵味方に分かれてストーリーに沿って作戦が遂行される様子など、迫真の訓練が観覧できます。戦車にかかる黄色い煙は「戦車が敵の攻撃を受けて被弾した」状態なんだそうです。攻撃を受けた戦車は、砲塔を左右に振りながら索敵を開始します、キラっと光るのは測距システム。あー、やべえ、みつかっちまったぜ(汗)、戦車砲がこちらを向くと攻撃されそうで恐いです。ストーリー的には、先ほどの攻撃で味方に負傷者が出て救護班が負傷者を助け出す、というもの。この90式戦車、近距離の攻撃目標に対して「俯角」をとるために、車体が前傾します。ここのところがこの戦車の優秀なところ、前傾姿勢だとすごい迫力となります。戦闘が終わって車両を移動します、相変わらずすごい排気だね、環境には最悪だよ(笑)後ろのデザインはこんな感じ、地面を揺らしながら戦車が目の前を通り過ぎます、まったくの非日常。ずらりと戦車が並びます、安保法案で政治も揺れる中、考えさせらる光景ですね。実はこの日は航空自衛隊千歳基地祭の前日だったのですが、あいにくの雨天で、予定していた千歳基地祭前日の撮影は断念し、急きょ千歳の隣の恵庭の陸自の基地に出向いたわけです。予定外の訪問でしたが「メカ大好き電波少年」には充実の時間となりました、ちゃんちゃん。みんな大好き!楽天市場バナー(^O^)