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テーマ:911FANマガジン(444)
カテゴリ:ポルシェ雑感
rano734さんによると、ドアを開けるとウィンドーガラスがちょっと下がって、ドアを閉めると上がるのは、ソフトトップのボクスターだけでなく、クーペボディのポル平君(ケイマンS)も同様であるという。
ウィンドーガラスの仕掛けのことは、友人の987のドアを開けて気付いたのだけれど、友人は、こうしないと気密性が良すぎてドアが締まりにくくなるからと説明を受けていたらしい。 これは本当だろうか。 それなら、こういう仕掛けになっていない他のクルマは気密性が悪いということなのか。 ドアが閉まりにくいのは、ドアのシールの反発が強すぎるからではないかと思う。 ということは、それだけドアを閉めた状態では、カラスとシールあるいはシール同士がぴったりと密着し、それだけ気密性も良くなるということになる。 ボクスターの仕掛けを見て、小生はこう考えた。 ソフトトップのボクスターは時としてトップが歪んでいることがあるかもしれない。 そんな時にガラスが上がった状態でドアを閉めると、ガラスがトップに干渉し、場合によってはガラスが破損する恐れがあるのではないか。 ドアが開いた状態では常にガラスが少し下っているようになっていれば、たとえ多少トップが歪んでいても、ガラスが破損するリスクを減らすことができる。 凄いぞポルシェ!と・・・ でも、そうそう屋根が歪むはずのないケイマンでもボクスターと同じようになっているのはどういうことか。 ケイマンはボクスターの発展型のようだが、ソフトトップでなくなったことによって不要となった機能をあえて残すはずがない。 あと考えられるのは・・・ ガラスとシールの密着性を高めるためではないか。 シールを過度に厚くすると、ドアは閉まりにくくなるし、ガラスに無用の負担がかかる。 ドアを閉めてからガラスを上げることでガラスをシールにがっちり食い込ませるようにすれば、外から普通に押し付けるよりもはるかに密着性が高まり、雨水が入る心配がなくなる。 いずれにしても、気密性云々というのはいくら何でもないのではないか。 良く調べたわけでもなく、本当のところは分からないし、もしかしたら、どこぞの本に書かれているかもしれない。 いい加減なことを言っていたら申し訳ないのだが、こうしてあれこれ考えるのも面白いではないか。 特に空冷モデルにないものだと、こりゃなんだぁ~?という感じで、ますます楽しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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