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2006.01.11
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カテゴリ:ポルトガルの治安
その夜、お父さんのアルビーノ、ディーと3人で中華料理を食べに行きました。その時、広い店内のお客さんは、白人と黒人の2人組みの若い男の子と私達3人だけ。

15分後くらいに3、4組の家族がきて、我々もワインでほろ酔いの頃でしょうか。

店員さんが悲鳴と怒鳴り声をあげ、食器が崩れるような大きな音が聞こえました。

なんと、その若い男の子はお金を払わず逃げようとしていたところを店員さんに押さえられたのでした。そのとき既に、もう一人は消えてました。

今までの人生でこんな現場に居合わせたことがない私は、そこの店で一番興奮してそわそわしていたと思います。

アルビーノとディーとその他のお客さんは、なるべく平静を保っているのか、本当に冷静なのか、ちらっとその騒動を見たっきり、普通に食事をしています。

「店は警察を呼ぶべきだよ!何で店員はそこで男の子に電話させてるの!
間違ってる!なんの解決にもならないよ」

私はなぜかディーに必死で訴えかけていました。我々二人は、まるで事情を知らない子供がお父さんに無理をせがんでいるようにみえたと思います(笑)。

「未成年の犯罪は、結局警察でも簡単な書類だけで済まされ直ぐに家に帰れるから、大したことと思っていないんだよ。前科の記録にも残らないしね。よほど重大な殺人事件でも起こさない限り、罰則が軽いと知ってて、彼らはそれを悪用して悪さを続けているんだ。そりゃ、味をしめれば繰り返すに決まってる。」とあっさりした答え。

ショックー!!!現実を目の当たりにし、悲しくなりました。この子達もいずれ大人になるのに・・・。

ポルトガルの貧困、犯罪、移民を受け入れた結果生じた問題、その日、家族とそんな話をするきっかけとなった出来事でした。





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最終更新日  2006.01.11 21:56:56
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