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カテゴリ:ポルトガルの住まい
みなさんはビデをご存知でしょうか。
日本では、便器の横のボタンを押すと、なにやら細い機械が出てきて水が噴射されておしりを洗ってくれるアレです。 ヨーロッパ(アメリカとかもそうですか?)ではトイレの便器の横に、便器と同じくらいの大きさのタンクみたいなのが設置されています。 そこには水道がついてて、そこでおしりを洗うんだろうな~という想像はつくものの、私はほとんどつかったことはありません。 ↑これはAMADORA家のビデです。 さて、弟カップルが現在奮闘中の新しい家の設計。 生粋ヨーロッパっ子の彼らでさえも、『ビデは使わないよ。つけるのやめようよ。無駄だし・・・。』そんなことを言っていて、設計士にはビデなしの設計をお願いしたようだ。 ところが、設計士から『法律により、ベッドルームが3つ以上あるうちは必ず最低一個以上のビデをつけねばならない』と言われたそうです。 なんで!?アレを使う人ってどれくらいいるんでしょう。とても不思議な決まりです。 彼らが日本に来た時に、私達の家にあった『日本式ビデ』を体感し、感無量で大喜びし、アレを絶対新居につける!とはしゃいでいたのに、もちろん『日本式』はポルトガルではビデとしてカウントされません。 そんな法律は必要なんでしょうか? そんなことよりも、ポルトガルがもっと暮らしやすくなるための法律、必要なんじゃないの?禁煙とか、犬の糞とか。 おまけですが、日本に滞在中トイレでお母さん(アナ)が姪っ子にトイレをさせていたとき、姪っ子はあらゆるボタンを試すのにおおはしゃぎ。ビデのボタンももちろん押した。 その水が何とアナの顔を直撃して、早朝の近所中に『ギャー!!!』というアナの悲鳴が響き渡る出来事がありました。 あんな機械が自宅のトイレにあるなんて、ポルトガル人は知る由も無いですから当然ですが。 しばらく笑いが止まりませんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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