たいせつなもの

三連休最終日。
映画好きの友達に誘われて、
アカデミー賞受賞作、ハートロッカーを見に行きました。

アカデミー賞を取ったということで、
おさえておきたい作品ですが、
戦争映画のイメージがあったので、
誘われなかったら、きっと見ていなかったと思います。

結果、戦争映画ではあるんだろうけど、
『爆弾処理』にのみ焦点を当てた内容なので、
ほんとに爆弾処理の場面が主なのだけど、
それならそれで、もうちょっと掘り下げて
エピソードなりを盛り込むとか欲しかったかなぁ。
主人公のバックボーンが全然見えてこないので、
感情移入出来なかった。
ゆえに、感動する場面が少なかった。

洋画を見る時よく思うことだけど、
歴史や文化が違うということで、
同じ映画でも、感じ方や受け入れ方が
きっと変わるんじゃないかな。

この映画にしても、戦争や軍隊に対する感情は、
日本と諸外国ではずいぶん違うと思うし。
そういう、根底の精神構造が違うとなると、
見方や感じ方は、変わってくるのかもしれない。

洋画を見てて、その環境に近いところに育っていればとか、
このことに関して知識があれば、
もっと楽しめたんじゃないかなと思うことは多々あるのでした。