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テーマ:ヨーロッパ旅行(4187)
カテゴリ:町
日記を書いていて、自分が彫刻フェチだったことにようやく気がつきました。
実は、写真で見た彫刻に魅せられて、実物を見たいと、カンパーニアのカセルタまで行ったことがあります。 その時、私のつぼにはまった写真はこれ。 ↓ ギリシャ神話が再現されているのですが、滝の下の泉の中に、実物の人間とおなじサイズの彫刻が配置されていて、まるで実際に神話の世界に入り込んだみたいです。 この彫刻は、ナポリのやや北にあるカセルタの王宮の庭園の中にあります。 きのうのトレビの泉と同じ時代に、ブルボン王家が造った素晴らしい建築物で、ヴェルサイユ宮殿に匹敵すると言わています。ユネスコの世界遺産にも登録されています。 ↑ 一番上の写真は王宮です。 中央の写真は、王宮からヴィーナスの滝まで続く広大な庭園のメインストリート。 一番奥に王宮がぼんやり見えています。道の中央は水路で、魚が泳いでいたような記憶が・・・。 右側の道の上にある四角い点は、バスです。 なんでこんなところをバスが走っているのか、最初は不思議だったのですが、この坂道を延々と登っていくうちに、意味が分かりました。 あまりにも長い距離なので、バスで移動できるようになっているのです。 私たちも、帰りはとてもじゃないけど歩いて帰る気分になれなくて、バスに乗って王宮まで戻りました。 そして一番下の写真が、ヴィーナスの滝の全景です。 写真で見たのはほんの一部で、実際には倍の数のオリンポスの神々が、泉の中で戯れていました。 現実の物とは思えないような、幻想的な光景でした。 庭園はこの周囲にも広がっています。王宮の中も素晴らしく、城や庭園が好きな人にはお薦めです。 ナポリから電車やバスで行けます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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