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テーマ:~広島東洋CARP~(4355)
カテゴリ:今日のカープ
よりによって日曜日のホーム市民球場で,今年の初黒星を喫してしまった。
試合内容云々は別として,こういうところがはっきり言って甘いといわざるを得ない。確かに公式戦だけでも年間通じて少なくとも60敗前後はするのだから,たかがオープン戦の1敗ではある。しかし,こういう節目のホームの試合できっちり負けるというのが,いかにも情けない。過去十数年にわたって見せつけられてきたカープの哀しい現状を,今年も繰り返す気かともいいたくなる。 前田健太は,柄にもなく力んだか,腕が触れずに球が高かったようだ。ホームランを打たれた映像を見ても,あんなところに投げたらそりゃダメだというボールばかりだったので,ある意味安心している。結果が出なかったことで一歩後退したことは間違いないが,次の登板が試金石だろう。 しかし,彼の場合,やはり昨年1年間一軍に呼ばれなかったという弊害がもろに出ているような気がする。ファームの試合は,しょせんファームだ。一軍の試合でちょっとでも投げて,トップの試合の臨場感を肌で感じておれば,おそらく今日の試合も違った結果になったんじゃないかと思う。彼が昨年ついに一軍に呼ばれなかったのは,フロントのくだらぬ方針,早い話が有望な選手は少しでもFA取得を送らせるためにベンチに入れないという何がチームにとって大事かということをはき違えた愚策によるものだった。それだけに,余計に腹立たしい。 攻撃陣は,まだ調整途上でメンバーがフィックスされていない段階ということを割り引いても,相も変わらずランナーは出せども点にならぬ,際限のない残塁無間地獄から抜け出せていないようだ。もし本気で今季優勝したいと思うのであれば,今日のような試合は絶対に勝たなければいけない。まだ前田智徳や梵など,主力選手のコンディションが上がっていないことを言い訳にしているようでは,本当はいけない。 ただ,前田健太以外の投手陣は危なげなかったし,だからこそ攻撃陣が5点取り返すことが出来たのだと思う。そして,一番の今日の収穫は, 永川大明神様が9回1イニングを三者凡退で抑えたこと どうもあのピッチングフォームは,どうにもぎっこんばったんしている感じで,しっくり来ないが,ひょっとしたら少しだけ元に戻した部分があるのかもしれない。とにかく,ゼロに抑えるという結果を積み上げていくことで,少しでもいい方向にベクトルが向いてくれることを祈る。 次のジャイアンツ戦が,チーム全体として一つの試金石になると思う。ライオンズとは公式戦4試合しかやらないが,ジャイアンツとは20試合以上相見えるのだ。今年のペナントレースのためにも,絶対に勝ちに行かねばならぬ。平日で,しかも私は残念ながら携帯速報を見るのもままならない状況が確定しているので,非常に歯痒いのだが ホームではしっかり勝とう。 BlogPeople ↑ポチッと,クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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