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テーマ:~広島東洋CARP~(4355)
カテゴリ:今日のカープ
と,言っても,新井貴浩が何かしでかしたわけではない(もうお約束だ)。今日は珍しく新井貴浩に関するWEB記事が踊った。まずは論評抜きでリンクを張ってみる。
<独占インタビュー>広島・新井、来季駄目なら引退も(THE PAGE) ずいぶんと殊勝かつ悲壮感さえ漂わせる内容である。まあ報知新聞の元赤ヘル番キャップだった駒沢悟氏だからこそ心を開いたという部分があるのかもしれないが,ここまで本音を語ったと言うことは異例だと言ってもいいと思う。もっとも,移籍直後カープファンからのブーイングに「ごめんなさい」の思い出バッターボックスに立っていたというくだりがある部分など見ると,まだまだだ。その原因がなんなのかについてもう洗いざらい吐露した方がいいと思うのだが。もうその「原因となった人」はカープにはいないのだから。余計なお節介だが。 こういう記事を打ったということには,必ずその伏線があるというべきだろう。その伏線となった記事は,やはり12月8日にでた記事「緒方カープ展望と課題 鈴木球団本部長に聞く」にあることは間違いないだろう。「新井らベテランに期待」と大見出しを打って,鈴木清昭君はまさに新井の獲得が最大の収穫のようにこう語ったのである。以下引用。 >野手はタイミングよく新井を獲得できた。一塁と三塁を守れ,勝負どころでの打撃を期待する。 >若手の不振を補い,穴を埋めることも出来る。 >世代交代は進んでいるが,シーズン終盤の大事な試合ではベテランの力が必要。 >新井を含め,広瀬や東出らの存在が戦力を厚くする。 どう考えたってべた褒めに過ぎる。しかし,その中国新聞は新井獲得が正式に決まったあとの記事で,「復帰しても茨の道」という旨の記事を書いていたのである。これはおそらく一部プレスで報じられた,松田元のバカの世論調査のための観測気球の一環なんだろう。そこで例によってカープファンの反応が二分したのを見計らって,新井自らの肉声を持って復帰に向けての覚悟と,あくまでも「金じゃない」ところを強調したかったのではないか。まあお読みいただければ分かるのであるが,駒沢氏も肝心要のところの質問はうまくぼかしているし,新井貴浩もまたその意に沿うような受け答えとなっている。そういえばもぎりの兄ちゃんを恫喝してタダ見しているという自称応援団長の新藤某がわざわざラジオにまで出演して新井を温かく迎えようと熱く語った,らしい(聞いていないので知らないし,そういうものについては論評しない)。彼はまさに松田元の配下のチンピラどもを統括する足軽頭のようなものだから,余計にそう思えるのである。 まあ,書いてる中身はもはやどうだっていいことだし,わざわざ金本に事前に相談していないということを強調しているのも,なんか証拠価値としてはあまり重要視できない。それでもまあ私の立場からすれば,過去の一切を水に流してほしければ結果出せ,お飾りで一軍に置いておくくらいならさっさとシーズン途中でも引退した方がいいといったところである。最後に,なんだかなあ,これだから新井はいつまで経ってもチキンハートなんだという件で締める。 >-鹿児島の最福寺で毎年行っている護摩行は来年も? >「はい。これまで以上に自分を追い込みます。これまでは、火傷が怖くて逃げていたと思います。 >煩悩を焼き尽くす修行です。まだまだ弱いんですよ」 まあ,自分がやるのは構わんから,せいぜい若手の選手に勧めないことだ。そんなことで本来カープの伸び盛りの,あるいは伸び悩んでいる選手が本来なすべき練習やトレーニングがおろそかになるようでは,本末転倒だから。 やる以上は最大の結果を出してくれ。それに,これで補強打ち止めというのは許さんぞ。 BlogPeopleSIGMA People お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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