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テーマ:少年&少女サッカー(885)
カテゴリ:素人コーチ日記
中村俊輔 鮮烈デビューの報が入ってきました。8月6日スコットランドリーグで先発デビューして84分間出場し、おしいFKやDFの裏に落とす絶妙のパスなど観客を魅了し、MOM(マンオブザマッチ)に選ばれたそうです。
俊輔も日本にいた頃は、やや線の細い控えめな感じを持っていましたが、あっというまにここまで来ました。自信をつけ、努力し、大きく変貌を遂げていく。わが子やクラブの子供たちもいつか大きく成長してくれるでしょうか。 これからも子供たちのいい目標になってほしいと思います。 サッカーで大切なことのひとつ「勇気」。 始めたばかりの小学校低学年の臆しがちな子供たちにとって、うなりを上げて飛んでくるように見えるボール、鬼のように見える突進してくる敵チームの選手、時には遠くて気高く、触れてはいけないもののように見えるチームメイトのドリブルなど、気後れしてしまうものがたくさん現れます。 ヒロは、体は大きいけれどやさしい子です。 ゲームになるとチームメイトにボールをゆずり、敵の選手にも道を空けてしまう。本人は、そんな気はないのに周りで見ていると腰が引けているのが分かります。 クラスで女の子に散々言われ、泣きながら窓の外に飛びだそうとして先生に抱きかかえられたことがあったそうです。(窓は3階です。)やるときはやるタイプ?。その時は見境なく爆発する。 泣かされて、サッカーの練習に行きたくないということもあるけどやめずに続いている。 臆してしまいがちな子を大雑把に分けると2つのタイプ。 ひとつは、クリのようにぶつかっても「負けるな、チャレンジしろ。」と励ます、おだてる、怒るなどしてると、自分でぶつかって、だんだんと慣れてくるタイプ。慎重派でもおだてりゃ気に上るので褒めてやることで少しずつ改善していけます。 もうひとつは、自分が納得して動き出すのに時間のかかる慎重派。時間をかけて順応するタイプ。このタイプは、怒るのはもちろん、励ましてもだめで、かえってかたくなになってしまう。本人にとっての時間の流れはゆっくりしているのであせりは禁物ですが、練習の中で何かひとつ見つけて笑うとそれだけで変わってくる。それが何かは、あせらずチャンスを待つしかない。注意深く見逃さないようにしていないといけない。 タイプをよく見極めてやることは、大切です。ひとつひとつの言動、家庭の環境など色々な要素があり、変化もして行く。いずれにしても小学生のうちは、生まれたばかりの子馬が立ち上がるようにスゴイ速度で成長していく。 ヒロもその慎重さを今度は武器にして、周りの見える、考えることのできる選手になることができると思うよ。恐れを知る人は、考える素質がある。突進だけで考えない選手には限界が来る。今のうちにテクニックを磨いておきなよ。自信を持ってプレーできるために、必要なのはきっかけだけなんだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.08.08 18:32:25
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