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テーマ:サッカー少年(86)
カテゴリ:サッカークリ日記
VS UAE 3-1。とりあえずホッとしました。最後の1点は余計だったけど、高原、俊輔、憲剛、遠藤、みんな動いていたし、連携に迫力があった。中2日ですが、次の超アウェー、好調ベトナム戦もこの勢いで。 「クリ、高原よかったなあ。」 「うん。2点目胸でこうやって落として、反転してシュートしたよね。」 「斜め後ろから来たボールだもんな、うまかった。 1点目のDFの死角から入ってきたポジションも素晴らしかったしな。」 「あれは、俊輔のアシストが良かったんだよ。」 「そーか。でも、高原は南米やドイツに行って、苦労して苦労して、病気とも闘って、夢をつかんだんだ。 最近は、髪がボサボサなのが気になるくらいで、あとは100点だぞ。」 「まーね。」 「夢はな、強く心に思わなければ、かなえることができん。 “やろう。”と決めたことを何よりも優先してやる覚悟でないと成し遂げられない。 寝る間も惜しんで、三度のご飯も後回しにして熱中。そのくらい好きにならなければ、成功はしない。 嫌気や眠気に負けてしまう程度の気持ちでは、夢をつかめない。」 「高原、ごはん食べてないの?」 「わからんやっちゃな。たとえば、じゃ。そのくらい練習しろってこと。」 「へへ。」 「世界には、星の数ほど才能のある人たちがいて、夢をかなえるために毎日練習してる。 そういう奴らと競って、夢をかなえるためには、人の何倍も努力しないと無理。」 「ふん。」 「ケガしたとか、病気だからって言ってもライバルたちが、おまえを待ってくれるわけじゃない。 おまえが寝てたり、遊んでたり、休んだりしてる間にライバルたちとの差がどんどん開いていく。」 「んー。」 「今日の練習のとき、足首が痛いだの、なんか気持ち悪いだのヨワッちいこと言ってたな。」 「ふん。」 「休むことも必要なことだけど、いいのかそれで?タカは昨日、高熱でも頑張ってたし、ふくらはぎを力いっぱい蹴られて退場した(鈴木)ケイタは、もう今日の練習を普通にこなしてたぞ。」 「・・・。」 「クリ、どんなに練習して、努力しても、すぐに目に見えるほどの進歩なんかしない。 毎日やってもほんの少しずつしかうまくならない。けれど、やれば確実に身についていく。 何ヶ月か、何年か立った時に大きな差になって現れる。 一日、飛ばしたら、その分取り返すのは、大変だぞ。 少しぐらいの痛さや気持ち悪いのぐらい、自分で乗り越えられなきゃ。」 「ふん。」 「クリ、“叶えるんだ。”っていう強い気持ちがあれば、夢はいつか必ず叶う。 叶うまで追い続ければいいんだ。必要なのは、“努力を続けられる”という才能。 一流選手は、みんな持っている。一流選手は、夢に向かってくじけない。 熱心に、集中して、工夫しながら、毎日の退屈な練習を続けていく才能がある。 イチローだって、毎年200本のヒットを打つけど、“1本ずつ打つことに集中するしかない。”って言ってたろ。イチローが小学生のころからハンパじゃない練習量をこなしてたの知ってるだろ?」 「知ってる。」 「すべては夢を叶えるために、進んでいるんだと思えば、なかなかうまくいかなくてもくじけないで済む。そのことが、一流選手に絶対必要な“努力を続けられる”という才能を育てる。」 「ハリーポッターのように魔法が使えればいいのにね。」 「あいつだって練習して、色々な経験をして、魔法うまくなって行ったじゃん。」 「ホグワーツに入ろうかな。」 「イギリスに行くなら、マンチェスターにしろよ。」 「魔法が使えれば、行けるよ。」 「魔法の杖より、魔法の足の振りかた覚えろ。 おまえの守護神を出すようにするには、しっかり振りぬくことが必要だ。」 「魔法の杖なら、先っぽ少し動かせばいいのにね。」 「カエルに変えてもらいたいの?」 「鳥の方がいい。」 (どこに飛んで行きたいんだろう?) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.07.16 03:05:23
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