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2007.12.03
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カテゴリ:日記
バイト先にて

暇なときに高村光太郎作品(彫刻)を 眺める

それについて



彼の作品には
なにより
品がある


そして こんな感じを抱かせる

彼の彫る木製の四面体の中には

彼の彫ろうとしている物体が


実物のまま埋まっているのだ

たとえば、ざくろという作品

彫ろうとしている木の塊の中には、
本物のざくろが埋まっている!


彼はそれを、ただ一彫り一彫り、
無駄な部分を削って
表していくだけでよい

しかし、すべての無駄な部分をそぎ落としてしまったのなら、
それはもはや彫刻ではなく

本物のざくろになってしまう

だから彼は、
ざくろという彫刻たらしめるために

実物に限りなく近い状態の
絶妙な‘無駄’な部分だけ残して

作品としている

それが、ざくろという彫刻


ほんと、彼はてんさいだ

光雲もいいけど、あたしは光太郎のたたずまいのが好みです

光雲は動で
光太郎は静


でも、
光雲の毛並みの流れるようななめらかな表現は絶品だし、

その水のような空気のような、
世界を形作っている元素のような
無駄の無い無垢な
生まれたての感じ

(ここんとこ、むらかみはるきの表現力がほしい)


まさしく子の光太郎に受け継がれています

表し方が違うだけ
だと私は考えている。

ほーんと、こんなに触ってみたいと思った作品は
久しぶりかも。

もちろん、仕事だからダメなんだけどねー





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最終更新日  2007.12.04 02:06:01
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