プーマ(PUMA)の歴史をお勉強。
プーマ(PUMA)は、ドイツが誇る、世界的なスポーツブランドです。プーマの原点は1920年。ダスラー社設立。アドルフ・ダスラーとルドルフ・ダスラーの「ダスラー兄弟」が体育館用の靴を開発し、販売したのが歴史の最初。なぜ「靴」かというと、靴工房を運営した父、クリストフ・ダスラーの影響なんです。父からの指令(?)で靴工房での修行を行うようになり、水車小屋からフェルトクズを得て、そこからゴムチューブなどでスリッパなんかも作り、各地の市場に販売していました。ゴム+靴で、体育館シューズが出来上がり、地元の体育協会が1万足を注文したことで利益を上げ、工場の増築が図られるようになりました。ルドルフはその後、サッカー用シューズや、陸上用シューズの開発を行い、世界恐慌になりつつあった1928年に実に8000足を売り上げ、アムステルダムオリンピックの参加者の多くもこのダスラー社の靴を使用しました。その後、一度は不況のあおりをまともに受けて経営危機に立たされましたが、1936年のベルリンオリンピック関連の売り上げで急上昇。だが、世界の激動は安定した企業経営を許さず、第2次世界大戦の影響で一旦生産が規制され、1942年ルドルフも兵役に徴兵されたのです。その後兄弟は1948年に独立。しかし一緒に会社を興すのではなくて、ケンカ別れし別々に。アドルフはアディダス、ルドルフはルーダを設立したのです。このルーダが1949年からプーマというブランドに生まれ変わったのです。(※しかし現在のロゴマークはピューマではなく、 チーターのシルエットが描かれている。)以降、21世紀に入るまで「スポーツ用品のメーカー」として名を馳せていましたが、2002年頃からは多くのデザイナーを起用。ファッションブランドとして地位を確立しつつあります。・・・ハイ、歴史の勉強終わり。(笑)日本で、人気が先行しているのはアドルフが設立したアディダスですね。しかし最近のオシャレ度は、ルドルフのプーマが猛追。アディダスも好きですが、今はプーマ派です。ということで、ありったけのグッズを集めるんです。笑