駐妻の光と影　

いつだったか、noririnさんの息子さんは、
景品を当てるのがうまくて、車にも当たったことがある、というのを読んで、
そういえば、わたしも子供のころから、自転車や柱時計、そして車にも
当たったぞ。しかし最近、何も当てていないな～とぼんやり考えていました。

そっか～、子供が生まれてからは、
息子に引かせているんだった。

子供連れが、子供に引かせないのは大人気ないことだと思うし、
自分が当てていたのは、自分が無欲な子供だったからだと思っていたので、
子供が生まれてからは、息子に引かせていました。

結局、まあまあ小ものは当てるけど、大当たりは出ていません。

もう、息子も中学生になったことだし、我が家ではわたしが幸運の女神なんだわ！

だから、我が家の福引は、次回からわたしが引こう～！となぜか強く思って床についたのでした。


そして、週末、朝起きて、トイレに行くついでに
子供部屋をのぞくと、

なんと息子が

「勉強している！！」

ありえな～～～い。（★まずは親としてはミラクル、幸運第一弾！）


ちょっとひらめいたわたしは、市のテニスコートに電話してみた。

普段は絶対キャンセルは出ない人気のテニスコートだけど、
朝起きて息子が勉強している・・・そんな幸運な日は、急なキャンセルが出る気がしたのです。

市の職員さん：「ラッキーですね。今、キャンセルが出たところですよ～」

　「ね！だから言ったでしょう！？」（★、ミラクルNO2！）


親子3人でテニスができたのも、半年振り。

帰りにスーパーに寄って楽しくお買い物していると、
息子が大きな包みを抱えてレジで待つわたしの元にやってきた。

うしろでは、お姉さんが手を振っている。

息子：「当たった！」

わたし：「は？？」

息子：「1等だって。クリスマスツリー」

わたし：「うっそ～～～～～！！！！！！」

福引には早すぎるし・・・・

新発売のビールの試飲をしていて、主人が買うことにしたらしい。
削るタイプの大量のスピードくじに、手を突っ込んでかなりぐちゃぐちゃかき回したにもかかわらず、
たった一枚の一等を当ててきた。

それで、お姉さんもびっくりだったのね～！

さっそく、リビングに飾って

「幸運を引き寄せたね！」と、主人と二人で、おだてる、おだてる。

■豚もおだてりゃ木に登る■