納涼企画 第2話{{{{( ▽|||)}}}}ヒェ~
出発地点から250キロ。夜明けとともに着いた函館。さすがにぐったりする同行の二人をよそに、僕は当然ながら気が抜けなかった。そりゃあ気になる。暗闇の中、僕の視界に飛び込んできたあの影...目的地の大学寮に着くと見慣れた顔がお出迎え。今ではすっかり有名になってしまったラッキーピエロでハンバーガーを買い込み、この手の話によくあるパターンなんだけど、やはりと言おうか、「天気もいいしドライブに行こう!面白い所がある」ピンときた☆それは面白い所なんかじゃないはずだ!車中ずっとにやにやしながら道案内をする出迎えの二人。陽もすっかり高くなり、いやに暑い日となった。車は函館山を登り、今では記憶がおぼろげだが、途中山道に入っていったような...山道はスグに終わり広い野原に出た。見渡して気づいたがそこは函館山の中腹。ジリジリと日差しが照り返し汗が滲んだ。車をとめた目の前に洞穴らしきものが。入り口はコンクリートで固められているが、かなり古いらしくほぼ「ガレキ」といった佇まい。「ここ防空壕だったらしいよ」ウキウキした顔で車を降りるよう急かされた... が!動けない!腰が抜けてる!下半身が全く動かない!!仲間たちは僕がふざけてると思ったのか、一人また一人と僕の手を引っ張って車から出そうとする。「怖い」ということがない僕もさすがに焦っていた。(こりゃマズいぞ!ただごとじゃない...)いいからいいからと手をつかむ友人に怒号を浴びせた。「やめろっつってんだろっ!!」こりゃさすがに効いた☆ふだん大声を出すことのないヤツがなにやら本気らしい...「早く車を出せ!早く!!みんな振り返るな!」白昼血相を変えた大学生5人組を乗せた車は猛スピードで函館山を駆け下りていった(^。^;;その後はややしらけたムードの中、定番の観光スポットを回りスゴスゴと寮へ戻った。誰も昼のことには触れなかった。僕があえてその話題には触れまいと必死なのを汲んでくれたんだろう。その夜は名物長谷川商店のやきとり弁当を食べ、幸い何事もなくドロのように眠った...zzz...zz...いま思えば一泊の強行スケジュール。なんか悪いことしたかなぁ(ノ_-;)もちろん話はここで終わりじゃないよ(^O^)!翌日、出発を前にした僕(ら)一行には、とっておきのメインイベントが控えているのでした{( ▽|||)}ゾォ~ つづく ※っていうかね、函館山の画像を探してたら... 見つけちゃったよ。。゛(ノ;▼▼)ノヒィー 僕らが行ったのは写真のとこじゃないけれどね。 http://www.hokkaidoisan.org/heritage/029.html 現在は整備されて「北海道遺産」に指定されてるらしい。