|
カテゴリ:外来診療全般
緑内障診断のコツに関して以前講演会で勉強した内容を箇条書きでまとめておきます。
C/D比が左右で0.2を超えるのは正常人の1%以下。
ISNTルールを大切に(rimの厚みの順番は正常人だとinferior>superior>nasal>tenporal)
小乳頭は過小評価しやすいので注意!(3つ並べば小乳頭、DM/DD比は正常値は2.4~3.0)
乳頭出血はglaと思え!(多治見スタディではDHの74%がgla)
パターン偏差で連続する3点がP<5%で、その内の1つが1%以下だとgla(多治見スタディ)
たまに10-2視野を取ることは大切
SSOHは日本人の0.3%(悪化しないと一般的には言われているが自分自身の経験例では悪化例あり)
POAGの92%がNTG
特に小乳頭には今後とも常に注意していこうと思います。どうしても見落としやすいですからね。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[外来診療全般] カテゴリの最新記事
|