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カテゴリ:日本の作家 北村薫
元気でいてよ、R2ーD2。 2009年8月発行 集英社 189p ●隣の課の課長が自分のことを好きらしいと聞いた陽子は、全く好意はないが変に意識するようになる。その後課長は若い部下との結婚が決まって、陽子は微妙に“振られた女”という目で見られるように。最初に課長の話を振ってきた後輩・亜里沙の作為を疑う陽子。だが後輩の行動はそれだけではなかった…「三つ、惚れられ」 ●会社の後輩と居酒屋で飲んでいる女性の独白。連想ゲームのように次々と話題が出てくるなか、彼女の儚く終わった恋の記憶が蘇る…「元気でいてよ、R2-D2。」 ●千葉に住む姉夫婦の家に数日泊まって東京見物をする詩織。義理の兄に郊外の美術館に連れて行ってもらう。日常を離れて特別な時間を味わうが、帰宅して姉に言われた言葉にどこか毒を感じてしまう…「さりさりさり」他、普段は見えない人の真意がふと現れる瞬間を描く、全8編収録の短編集。 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 取り返しのつかない、色んなこと。今までもいっぱいあったし、これからもいっぱいあるんだろう。忘れられない苦い記憶。知ってしまった笑顔の裏側。新直木賞作家が人生に射す影を捉えた受賞後第一作。 【目次】(「BOOK」データベースより) マスカット・グリーン/腹中の恐怖/微塵隠れのあっこちゃん/三つ、惚れられ/よいしょ、よいしょ/元気でいてよ、R2‐D2。/さりさりさり/ざくろ 評価 ★★ 背筋がひんやりとするお話がつまった短編集。 こういうのって オカルトものより怖いです。 北村さん自身が まえがきで書かれていますが 「腹中の恐怖」は妊婦さんは読んではいけません~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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