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カテゴリ:日本の作家 畠中恵
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こいわすれ 2011年9月発行 文藝春秋 320p 【内容情報】(楽天ブックスより) 江戸町名主の跡取り息子・高橋麻之助が親友とともに様々な謎と揉め事に立ち向かう好評シリーズ第3弾。麻之助もとうとう人の親に? 感想 ★★★ 『まんまこと』『こいしり』に続く シリーズ第三弾。 今回ものほほん、おとぼけ、お気楽の麻之助ですが、 もめごと仲裁の腕は確かで、ギャップがあって面白いです。 喧嘩が強いのも意外な魅力。 幼馴染の清十郎や吉五郎とともに 河童騒動・狂歌師と画家の争い・武家の嫁の離縁騒動・ 富くじをめぐる謎・大店の娘の縁談騒ぎの 仲裁に精を出す。 そんな中、彼の生活、ひいては人生に 大きな岐路がやってきます。 その彼の運命がこちらの心をざわざわと波立たせました。 なんだろうなぁ、このままならない感じ。 どうして畠中さんはこんな筋立てを用意しているのでしょう。 この先彼はどうなるのか、まだまだ目が離せません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年10月29日 07時39分00秒
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