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Qちゃん先生の子育てのヒント

習い事を始める時期とは?

習い事を始める時期とは?
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娘は、和太鼓を4歳(年中)で始めました。
どんなかたちであれ、きっといつか海外に行くであろう娘。
私が英語以外何も披露できる特技がなく、さみしい思いをしてきました。


娘には何か一つ、特技のようなものを!
それも日本の伝統芸能だったらいいな、との親の勝手な思いで
(全く、大きなお世話ですね、ハハ)習いはじめました。


月2回の活動で、会費も月2千円と安いので、続けています。
娘も太鼓が大好きで、どうやったらかっこよく打てるか、
バチを上げる角度や脚のかたちなど、子どもなりに工夫して
家でも自発的に練習しています。


でも、どうしてもひっかかることがあります。
和太鼓を始める時期が早かったのではないかと...
確かに、幼児の太鼓活動に力をいれている園もあります。
リズム感を養うため、情操教育のため、ねらいはいろいろあるでしょう。


でも... 新しい曲を習うとき、娘をはじめ、うちのチームの幼児は
ほとんど満足に打てないのです。
小学生は違います。
一度見本を見たら、その場ですぐに再現ができる子がほとんどです。


幼児だからこそ、理屈抜きで「感覚的に」マスターできるのかと思いきや、そうではなさそうです。
娘は新しいことを教えられるたび、すぐに出来ないくやしさからか、
泣いて行くのを嫌がるようになりました。 なんとか言い丸めて連れて行っても、私から離れようとしません。


先生の打ち方をビデオで録画して、家で何度も練習しないと、
とても小学生には追いつけません。
打てるようにして出してやらないと、幼いなりに自信喪失してしまう
のです。


「太鼓は早すぎたかな...」ここのところずっとそう感じていました。
やっと先生に「どうして幼児は初見で打てないのか」
「小学生との違い」を聞くことができました。


先生は一言、「能力的にまだ無理」と言いました。
和太鼓で一番大事なのは「集中力」
とした上で、
幼児は集中力に劣り、 たたく力も弱く、理論的に楽譜を覚えるのは
無理
」とのことでした。


うちの先生は、和太鼓を始める適齢は、小学校3、4年生がベスト
と感じているそうです。
この時期に驚くほど集中力や理解力、人の話を聞く態度が
ぐんと上がるのだそうです。


そういえば... うちのチームは基本的に小学生以上が対象。
娘が入れたのは、上の息子と同伴だったからです。
他の幼児たちも、上の兄弟がいるから。


何もかも早く始めるのがいいわけではないんですね。
何か習い事を始める前に、指導者の方に、その習い事を始める
ベスト年齢を聞いておくのもいい考えだと思いました。



「覚えられなくて当たり前なんだ!」と思うと、気が楽になりました。
また、和太鼓は「芸ごと」なので、表現するには「人生経験」も必要。
酸いも甘いも知った表現者からにじみ出てくるものは大きい、らしいです。
そう、恋愛をいっぱいして、苦労を重ねて...ネ(笑)。


「最後にくれぐれも」とクギをさされました。
飽きないようにしてあげて」...身にしみました。
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