平山って凄いかも
いまさらながらですが、平山って凄いかもって思わされましたね。なんだか、平山が妙に冷静に、正確にプレイしているように見えちゃってしょうがなかった試合でした。アジアユース選手権(VSネパール)カレン・ロバート、平山相太の期待できる2トップで始まったこの試合。この二人をスターティングメンバーに見てしまうと、ゴールラッシュを期待してしまうのは間違いでしょうか?とは言え、試合開始早々からゴールの予感を感じる展開にワクワクしながら見ていました。平山、カレンの2トップのみならず、苔口、高柳、といったMFも前線に顔を出して相手DFをペナルティエリア内外でかき回す展開にはワクワクせざるを得ないですよね。前半15分に上げた先取点も、平山-カレンを経由して高柳のスルーパスに反応して苔口が相手DFラインの裏に回り込んで受けてシュートでしたね。「へー、こんな展開をこんな場所で作れるんだー」って感心しちゃいました。それにしても、平山相太。冷静ですねー。相手DFラインの裏へ回り込むにしても、ポストプレイの後、パスを要求しながらきっちり自分のポジションを作って受けに行きますからねー。あるいは、前線で後ろからのロングボールを受けるときも、冷静なキープ力が物を言うのか、あるいは次の展開を見極めていると言うことなのか、楔のプレイが楽に出来ちゃっている気がしますね。その後の展開も、フリーな選手にパスを通してますから、次へ次へとプレイが展開していきますよね。追加点となった34分の平山の得点も、足元に入ってから、2度3度修正してから蹴りこんでますよね。この冷静さって・・・平山だけじゃないですね。そう、カレン・ロバート。あまり目立ったシーンを作れなかったのが残念でしたけど、いくつか光る場面がありましたね。平山とのパス交換も有ったのですけど、それよりも球際、ライン際での粘りの強さは凄いですね。相手DF3人に囲まれても奪われないキープ力は、ゴール前で有効ですよね。残念なのは、後半20分過ぎにベンチに下がってしまったこと。キープ力やドリブル突破を考えると、これからの時間に脅威にプレイヤーだと思うのですけど。そして、森本ですね。カレンに変わっての後半途中からの出場でしたね。よく動いていたし、ゴールへ向いていたのですけどね。結局、決定機まで持ち込めませんでしたね。この一次リーグの間に、ゴールシーンを見たいものです。なーんて、ここの選手のことばかりを見ていたのですけど。最大の目標は1次リーグ突破とアジアユース優勝ですよね。そう言う目標を考えると,今日の試合の3点目って重要だったと思うのです。交代して入った中山がファーストタッチでゴールですからね。途中、大熊監督も「新しい選手を使え!」って叫んでいましたけど、交代で入ったフレッシュな選手が試合の展開にすぐに貢献するというのは、チームとして重要ですよね。45分、90分、そしてそれぞれの大会を通じて、どう戦うのかと言うコントロールは、そろそろ日本代表にも必要なのでしょうね。それにしても、面白い試合でした。(^^)