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テーマ:ジーコ日本代表(422)
カテゴリ:サッカー
EURO2004を見た後だからなのだろうか、どうも納得しきれないものがあるわけで・・・
特に、ギリシアを見てしまった後遺症はなかなか厳しいもので・・・ さて、そんなんことは置いておいて。 試合開始から、両チーム共に攻めあうと言う展開は、ちょっとワクワクでした。 (でも試合は90分をどう使うかだと思うんだけど) この序盤の数本のシュートで、どちらかが決まっていれば、試合の流れはずいぶん変わっていたでしょうね。 体の大きさで勝るセルビア・モンテネグロの攻撃に対しては、良く寄せていましたね。ペナルティーエリアになかなか入れなかったのは、凄い。(これが90分続けばね。) もっとも、相手ゴール前では、この体と運動量に対して十分にマージンをもてなかったのも事実。 このへんで、ミドルシュートやが使えると楽になると思うのだけど、どうなのだろう? ってことで、この後の中盤での攻防になってしまうのだけれども。 ふと考えた。 日本の攻撃って「何」? これまた、EUROのギリシアなのだけれども、たとえば嫌と言うほどしつこくサイド攻撃を重ねてくるとかね。 確かにバリエーションは多くなったようだけれども、それってどうなんだろう? 信頼性の高い攻撃パターンと言うのはどういう形なのだろう? その辺がはっきりしてくると、ピッチ上の阿吽の呼吸ももっと多く出てくるのではないだろうか? まあ、確かに中村や福西から球が出るところも見られたし、鈴木の献身的なポストプレイもあるのだけれども、どうも「きたーー!」っと思える形が少ないよね。 まあ、EUROでも、ギリシアを除く多くのチームにはそいう型にはまった攻撃ってのは無くって、トッププレイヤー同士の一瞬の"ひらめきの共有"から生まれるドリームプレイが得点になるのだけれども・・・ 日本代表にそういう夢のようなひらめきの連携プレイを期待するのはちょっと無しなような気がするわけで・・・ むしろ、分かりやすく効果的な攻撃パターンをピッチ上のイメージとして共有していた方が、ゴールへ向かう確率は高い気がするのですけどね。 確かに、ゴールに向かう惜しいシーンも無くはなかったのですがね。 対するセルビア・モンテネグロの前半は、徐々にペースをつかんできて、でもペナルティーエリアには入れなくって、そこで打開策としてミドルシュートを使ってきましたね。 ゴールへ向かって前が空いたら、とたんにシュートが飛んでくる。 何本か有りましたが、これが決まっていたら、試合の流れも一気に変わっちゃったでしょう。 これって非常に分かりやすい攻撃で、しかもフィニッシュしていると言うのが重要ですね。 つまり、王手!なんですよね。 ってことで、長い攻防の末,前半は終了。 後半も、立ち上がりからセルビア・モンテネグロの攻勢で始まりましたね。 しっかりキープして、フィニッシュまで行くってところが凄いですよね。 まあ、あの体格に対して、DFは十分体を寄せていたわけだから、そのあたりは良かったのでしょうね。 ってところで遠藤の得点がありましたね。(^^) 落ち着いていたのは遠藤もそうだけれども、鈴木でしたね。 ポストプレイの延長なのでしょうか。 あのワンタッチのパスは実にきっちり抑えていてよかったですね。 それと、俊輔が下がったときに、福西、遠藤が前に出られる連携はちょっとびっくりでした。 (って、このシーンくらいだったよう泣きもするけど(^^;;;) 後半に入って、日本代表も相手ゴール前に迫るシーンが何度かありましたが、フィニッシュがなかなか見られませんでしたよね。 ミドルシュートも数本見られましたが、どうも枠って感じじゃなかったですね。でもこのミドルシュートをこの時間帯じゃなく、もう少し前から出せないものでしょうかね。 どうしてもペナルティーエリア内に入らなければならない攻撃に終始しがちなきがするのですけど。 と言うか、ミドルシュートって日本の攻撃にはあまり無いですよね。(いや、後半終わり頃には何本か有ったのですけどね。) この辺があると、と言うかセルビア・モンテネグロにはあったのですけど、DFがペナルティーエリア付近で相手に対して飛び込もうとすると、後ろから走りこんできた2列目の選手へのバックパスでミドルシュートを打たれるような、そんなチャンスを生むことができるんですよね。 それでも、一応得点されなかったのですけどね。 でも川口、大活躍でしたね。 つまりは、DFの対応仕切れない攻撃があったということでしょ。 しまいには、ずるずる下がるDFラインのおかげで、ずいぶんとペナルティーエリア内でチャンスを作られちゃっていましたしね。 フィニッシュをはずしてくれたおかげで、助かりましたけどね。 やっぱり、若いチームだったからでしょうかね。 ってことで、いろいろと見られた試合でしたね。 次はアジア杯ですか。 どんな試合が見られるか楽しみですね。 と言うか、今回もカップ戦だったわけですが、見ている私たちにしてみると、どう考えてもW杯予選の為のチーム強化試合でしたよね。 アジア杯もそれでいいと思うのです。 つまりは、チームの強化の為の時間がもっともっと必要な気がするのです。 というか、もっともっといろいろできる気がするしね。 さて、次の試合はどんな展開が見られるのか楽しみですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年07月13日 23時29分17秒
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