|
カテゴリ:野球
久しぶりの更新です。先週末は深酒が過ぎまして、ベロンベロンでした。ケサダは酒もタバコも大好きで到底止める気にはなれません。が、スポーツ選手はそんな事を言っていてはいけません。今日はそんなお話です。
プロ野球日本ハムのダルビッシュ有投手(18)がキャンプ中に喫煙した問題。未成年の喫煙というのはこの際問題にはしません。そんな人間はこの世にいくらでもいるのですから。問題はスポーツ選手、それもプロの人間であるということです。 ダルビッシュ選手に関しては以前から喫煙の疑いがあり、それを周囲(高校時代の監督を含む)が庇ってきたように聞いております。その周囲の苦労も顧みず、こともあろうにパチンコ店という人の目に極めて触れやすい場でタバコを吸ってしまう本人の意識の低さにほとほと呆れました。 先にも述べた通り「未成年の喫煙けしからん!」と言っている訳ではないのです。現在、一流と呼ばれるスポーツ選手でタバコを吸っている人間はいないでしょう。これから一流選手を目指す宿命を負わされたと言っても過言ではないダルビッシュ選手が公式戦デビュー前にこんなつまらない問題を起こしてしまうことが残念でならないのです。 一流のプロ選手ほど自身の管理に厳しいのは当然です。こんなエピソードがあります。競馬の武豊騎手が当時新人騎手だった幸騎手とパーティーで同席した時のこと。武豊騎手は既にトップジョッキーになっており、幸騎手はまだまだ馬を抑えきれずにハイペースの競馬を作りがちになっていた。その席でビールをクイクイと飲む幸騎手に対し、武豊騎手は「飲むペースまで早いんだな。」と一言クギを刺したと言うお話。 一見イヤミに満ち満ちた言葉ですが、幸騎手に将来性を感じたからこそ厳しい言葉を掛けたのでしょう。その後、幸騎手とサシで話して「オレとオマエの差なんてほんの僅かなんだよ。」と説いたそうです。ほんの僅かな差を埋めるためには自己管理は徹底しろと言いたかったのでしょう。その幸騎手は数年後、牝馬クラシック3冠達成という偉業を成し遂げたのです。武豊騎手の教えを忠実に守った結果と言えます。 話が大きく逸れましたが、ダルビッシュ投手にもそのような偉大な先輩がいれば今回のようなつまらない問題は起きなかったでしょう。高校時代から周囲に囃し立てられ、監督すらも甘やかしていた状態ではそんな存在は皆無なのでしょう。今回の問題時にも日ハムの先輩が同席していたとのことです。 ダルビッシュ選手に教育係的存在ができないのなら、彼のプロでの活躍はありえないでしょう。それはプロ野球界にとって非常に残念なことです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年02月22日 18時10分44秒
コメント(0) | コメントを書く
[野球] カテゴリの最新記事
|