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カテゴリ:野球
昨日の楽天は、17対2とロッテに大敗してしまった。
楽天イーグルスは、まだまだ準プロレベルだと思います。なので、あまりこの点差を見て落胆せずに、これからに向けてこの負けを糧にして行って欲しい。 問題は山積しているが、ここ数試合特に目立ったのは、先発が早い段階で崩れたその後を任せられるピッチャーがいないと言うことである。 昨日、エース一場が早々にノックアウトされた時点で確かに、大勢はロッテに傾いていたが、そこで相手の流れを切ることができれば、回も浅い段階だったし、惨敗は免れたかもしれない。 ただ、惨敗しても良いが、この1敗を何とか生かしてもらいたい。 2番手の小川は、2回で10失点。晒し者のようになってしまったが、決してそうではない。長いシーズンを戦うには、必ず小川のような投手は必要なのだ。敗戦処理のような役目も多くなるだろうが、現代野球において、敗戦処理投手の存在は欠かせない。昔と違って、単にその試合を終わらせるためだけに投げさせるのではなく、次の試合、更にはシーズン全体を見越して投げさせると言える。 例えば、好調時ゆえの打者の弱点を探るとか、それを材料にバッティングを崩すきっかけを与えるなどと言った目には見えない戦いができれば、効果はボディーブローのようにジワジワ効いて、シーズン終盤には力関係を逆転させることもできなくはない。 これらは主に、捕手の仕事だが、投手にもその意識がなければ、ただの捕手だけの机上の空論となってしまうだろう。 昨日の試合、もしカツノリと小川が将来を見据えて、ピッチングを組み立ててくれていれば、10失点は無意味なものにはならず、今後に必ず生きてくるだろう。 そんなことは毛頭考えていなかったとしたら、ただ投げるだけの本当の敗戦処理投手になってしまう。 負け試合に学ぶことこそ、野村野球の真髄だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月20日 11時24分39秒
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