|
テーマ:自動車・交通(1695)
カテゴリ:クルマ
NBオンラインの“時事深層”での江村英哲氏の記事。
「2004年時点で、日産(自動車)の生産で発生したCO2(二酸化炭素)は260万トン、物流で発生したCO2が120万トンだった。一方、販売したクルマの走行ではその39倍の1億4700万トンとなる。地道な技術改良の積み重ねが自動車メーカーには求められている」。 5年前でしかも国内3位のメーカーのクルマに係わるCO2排出量なので、現在の日本全体の排出量とは異なる。 しかし、実際に数字を見せられるとその大きさに愕然とする。 小学生の頃、日章丸という巨大タンカーの写真を見た覚えがある。 長さ300m近くで、排水量が10万トンを超える。 CO2が100万トンや200万トンならば、その巨大タンカーをマスにして10杯分かとイメージできる。 しかし、更にその数十倍となると想像しにくい。 まして国内の全自動車メーカーが生産したクルマに係わるCO2排出量などは、完全に想像の域を超えてしまう。 それならばと、逆にクルマ1台のCO2の排出量をイメージしてみた。 ガソリン1Lを使用すると、2360gのCO2ガスが出る。 ガスの重さはイメージしにくいので、形のあるもので考えてみる。 固体のCO2といえばドライアイス。 ドライアイスの比重は1.56なので、2360gのCO2の体積は1.51L。 ガソリン1Lを使用すると1.5Lのペットボトル大のドライアイスが排出される、とイメージしたらどうだろう。 リッター10キロ走行するクルマであれば、10km走行毎に1個のペットボトルを落としていく。 これがCO2ガスとして昇華しなかったら、日本中が直ぐにCO2の山に…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[クルマ] カテゴリの最新記事
|