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宇宙戦艦ヤマト2199【5】[第15話～第18話]（2012年）

＜ストーリー＞
第17話：記憶の森から

反乱鎮圧後、ヤマト計画反対とイズモ計画派に協力した新見薫は営倉に収監された。

航海日程から35日遅れていたヤマトは、ビーメラ4から持ち帰った波動コアの情報から、
3万光年短縮できる亜空間ゲートの活用を考えていた。
波動コアには、亜空間ゲートを造った種族以外に、
ゲートをコントロールするシステム衛星運用の管理者としてガミラスが記されていた。

ガミラス本星へ帰還したエルク・ドメルは、
副総統レドフ・ヒスから、総統アベルト・デスラーの暗殺を知り、
親衛隊長官ハイドム・ギムレーから、
反政府運動に加担していた妻エリーサ・ドメルの身柄拘束を知った。

そしてデスラーのバラン視察を把握していたエルク・ドメル、ガル・ディッツは、
デスラー暗殺の首謀者として告発され、軍事法廷で死刑判決となった。

ヤマトでは、惑星ビーメラ4での反乱で露呈されて以来、
ユリーシャ・イスカンダルが1年前に行方不明になっていたことで、
森雪がイスカンダル人という噂が広がっていた。

そして亜空間ゲートに到着したヤマトは、亜空間ゲートを再起動させる為、
真田志郎、古代進、森雪が、亜空間ゲートをコントロールするシステム衛星に侵入した。
システム衛星を探索中、真田志郎は、古代進と森雪に事実を伝えた。
森雪とユリーシャは同じ事故に遭遇し、森雪は記憶を、ユリーシャは意識を失った。
所在不明なイスカンダルへの道を示すはずだったユリーシャの意識が戻らず、
ユリーシャはヤマトの自動航法装置の中核として眠り、
ヤマトはユリーシャの記憶をトレースしてイスカンダルへ向かっていた。

3人はシステム衛星の制御区画へ辿り着き、
真田志郎は、古代進と森雪を制御区画外に残し、システム衛星を再起動の作業を進めた。

真田志郎は、中原中也の詩で親友の古代守との思い出の詩
「汚れっちまった悲しみに、今日も小雪の降りかかる」を語りながら、
メ号作戦が陽動という事実を古代守に伝えられなかった後悔を古代進に打ち明け、
制御区画内に大量の中性子が放出されるシステム衛星を再起動し、亜空間ゲートを開いた。

扉を開き制御区画内に侵入した古代進たちは、
中性子を通しにくい水中に潜っていた真田志郎を確認して安堵した。

ヤマトが亜空間ゲートに侵入する前、
艦内に広がるイスカンダル人の噂について、沖田艦長から乗組員へ、
自動航法装置として眠るイスカンダル人のユリーシャの存在が伝えられた。

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