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子ども会は町内会加入が条件、任意のはずなのになぜ?
自治会長経験者です。ここでは町内会の話ですが規模の違いだけだと考えて記します。 私の住んでいる市は地方都市で約9万人の人口です。市は自治会制度を運用しており、市のホームページでは「自治会は、自分たちの住む地域を明るく住みよいまちにするために、会員相互が協力して活動を行う自治組織です。市では、自治会と連携してまちづくりを進めています。 より効果的な活動を行うためには、皆さんの御協力が必要となります。是非とも自治会への加入をお願いします。」と記しており、強制とは言えなのだろうがほぼ強制に近い考え方です。 市の職員数は令和2年度で529人、その中で市立の教育関係者を除くと403人で、職員一人当たり223人の市民が居ることになります。 これでは災害時に市役所職員だけで対応するのは無理ですし、各地域の問題対応も出来ない。 自治会数は174で1自治体に平均2.3人の市職員が対応することが出来ます。自治会の上部組織に連合自治会が24有って、このレベルなら平均16.8人の職員が対応できることになります。結果として自治会が無ければ市の円滑な政策運営は出来ないという事です。 この記事に出て来る子供会などは自治会の1組織として運営され、自治会費を納入して貰ったものを各組織に活動費として配分しており(子供会として個別に支払いを求めない)、子供会に参加する子供は自治会費を納めている世帯と言う事になります。尚、自治会活動に対しては市からの支援金も有ります。 例えば自治会に入らないから、自治会費を払わないというケースは子供会に入れない事になります。同じ学校に行っていて友達同士なのに、保護者が自治会費を払わないので子供会の活動で一緒に遊べないケースは考えられないという事です。 ここで子供会の活動だけで話をすると自治会の重要さが分からないままになってしまいます。 自治会では子供会のみならず、防災(危険個所、避難場所の周知や避難訓練)、老人会、祭り、交通安全、健康増進、ごみ収集、公園整備などの自治会の活動を取りまとめ、支援し、市道などの補修や危険個所の改善要望を市に伝えるなど地域の為の活動を行っているのです。 ですから部分的に参加する、しないでは無く、自治会全体として自治会費を払ってもらって活動している点を理解して貰う必要が有ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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何が言いたいのか分からない。
町内会は、国家主義者・集団主義者による、強制《搾取》団体なので、多くの人が入りたがらないのです。 教育にも、物凄く悪いです。簡単に、憲法に定められた人権や自由や民主主義を侵害しますから。 (町内会に入らなければゴミ捨て場に鍵をかける、村八分にする、子供会に入らなければイジメ、災害でも助けないと脅し。) 子供会(町内会の更に下部組織)に入るより、自然の遊び場、社会設備、子供が気になったボランティアに参加してみるなど、「自ら生きる力」をつけてあげるのが最重要です。 現実に、自ら選んで行う人たちは、苦労はあっても、本当に輝いていますよ。 (2021/04/15 06:41:40 AM) |