|
カテゴリ:つぶやき
NHKのテレビ番組で、核に対する討論が行なわれた。
核廃絶反対の立場の多くの人が、 「核の抑止力が戦争を減少させている。」 と言う意見だ。 確かに冷戦時代、核の抑止力により戦争が減少したのは事実だが、冷戦が終了した今、核の存在が必要だろうか? そもそも、領土を増やそうとする国が、存在しているだろうか? 今の世界経済は、各国が複雑に関係試合成り立っている。自国の利益を得る為には、輸入国・輸出国が存在して初めて成り立つ。 輸入国を武力により侵略をすれば、輸出国が輸入を止めるなどに政策等をする事は十分考えられる。 自国の少数民族を武力で鎮圧しただけで、多くの国から反発があるのに、他国を侵略したらどうなるだろう。 第二次世界大戦が起こった時代と違い、自国の利益を追求する為だけに、他国への侵略・攻撃は世界的に認めらないのが今だろう。 核保有国であるアメリカでも、表向きに、戦争を始める理由が必要だ。 (嘘か本当は、別にして・・・・) 第二次世界大戦が起こった時代は、植民地政策が認められていた時代であり、日本の大陸侵略も、欧米の植民地政策から、東洋を開放すると言う理由を表に上げていたように思う。 第二次世界大戦以後、先進国での戦争がないのは、核の抑止だけでなく、経済的にも複雑になり、各国が互いの侵略を抑止しあう関係になったこともあるだろう。 日本が核を持つ必要があるだろうか? 核の保有を主張する人の多くが、日本の侵略を仮定している。 仮想敵国を想定している。 そこに問題がありそうだ 仮想敵国と想定することが、ない火種を産む。 北朝鮮がスパイ行為・拉致行為・核武装等するのも、周囲が敵国だと思っているからだ。 今の時点で、北朝鮮が日本を侵略して自国の領土にしようとしていることはないだろう。自国の体制維持をしたいだけだ。 そもそも、資源のない日本を侵略して何のメリットがあるだろうか? 核兵器を東京へ落とせば、日本の経済活動は停止するだろう。経済力のない日本に、何の魅力があるだろう。 それをすることで、他国から受ける制裁、特に中国から見放されれば、自国の体制維持は出来なくなる。 隣に越してきた隣人を敵だと思って、恐怖して生活することは不幸だ。 敵だと思って生活すれば、隣人の変わった生活が恐怖に見える。 敵だと思って接すれば、相手も不信に思い、仲がわるくなる。 核廃絶を訴えるなら、核を否定するだけでなく、軍事力全てを否定する必要がありそうだ。 軍事力を持つことは、仮想の敵国を作ること。 世界で唯一の被爆国である日本。 世界の先頭に立ち、核廃絶を訴えるべきだし、憲法第9条にのっとり、武力の排除をすべきだろう。 アメリカの理解を得るのは大変だろうが・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[つぶやき] カテゴリの最新記事
|
|