紅いバスタブ

　今日は土曜日でしたが、少し仕事をして、妻が友達と飲み会のため、職場近くの喫茶店で夕ごはんを食べました。
　喫茶店を出るときに、確かに雨は降っていました。
　しかし、久しぶりにポル平にも乗りたい。今日乗って帰れば、明日、明後日とポル平に乗ることができる。一瞬、今日仕事で乗っていたウィンちゃんでそのまま帰ろうかとも思いましたが、足はポル平の待つタワーパーキングにすでに向かっていました。

　ポル平のシートに収まり、盗難防止ブザーがなっても驚かない自分がいます。
　走り出し、１００ｍも進まないうちに雨足が強まります。土砂降りです。雨が激しくポル平のボディを叩きます。
　ん？
　雨にしては硬めの音がします。液体ではなく固体？
　ひょっ、ひょっとして、雹？？

　その音は実際には１分も続かなかったと思います。しかし、永遠に続くように感じられ、わずか５分程度の自宅までの道のりが果てしなく遠く、私の心は乱れます。雹対策のために自宅駐車場にもカーポートを設置したのに、走っているときにはどうしようもありません。

　車は走らせてナンボです。天候などいちいち気にしていられません。このくらいの雹ではポル平が傷つくこともないでしょう！？
　でも、はっきりいって少し凹みました。（もちろん私の気持ちのことで、ポル平が凹んだかどうかは暗くて確認していません。）