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カテゴリ:友
午後7時過ぎ、先日電話をもらっていた知人が当社を訪れました。
大手ハウスメーカーの福岡営業所に通勤している以前からの知り合い。 最近、何かに付け、 「販売資料持って帰りに寄るから・・」 「時間が合えば、一杯飲みませんか?」と 度々声を掛けてくるのです。 彼とは以前からの知り合いだけれども、正直なところ、私とは決して性が合うとは思えず、ある会を介した飲み会だけに付き合いを留める程の仲でした。 今日も、先日電話してきていた・・ 「資料持っていくから、もし良かったらちょっと焼き鳥でも行かんですか・・」 「えっ?土曜日だめ?だったら月曜日に寄るから、いますか?」 の言葉通り、やって来て、付き合うに正直なところ億劫だった私も、その、飲みたそうな彼にほだされ、 「じゃあ少しだけなら付き合おうか?」と つい先ほどまで二人で飲んでいた次第。 これまで二人だけで飲んだこともない間柄でありながら、同年代で彼はひとつ企業を三十年。 私は転職八度でやはり三十年近くを過ごしてきた。 立場は違え、懸命に月日をやり過ごしてきただろうに違いにない我々二人。 印象的に、十分な立ち回りの上手さでこれまでやってきただろうに違いと思わせる彼が、今夜飲みながら、これまでの印象とはやや違って、どうやら同じ職場で、当然長い年月にはあれこれありながらも、ひたすら彼なりに頑張ってきたということを聞きながら、私は、これまでに出会った多くの、同一企業で何十年と勤めあげた人と同様に、とても真似できない事への、ある種の尊敬を彼にもまた抱いたのでした。 今夜はそんな彼と酒酌み交わしながら、互いに不思議と自然なる慰労の共感を持ちつつ、彼に付き合ってあげて良かったなと妙に得心。 話すなか、私と生き方は違えども、彼もまた、家族を背に懸命に働いてきたに違いないのだろう。 話すつれづれに、奥さんに対する慰労の念も十分窺い知れた私は、彼の垣間見る一面にほっとしながら、最後には互いに、 「いずれ子供も巣立った時には、やはり最後は配偶者が頼りだな・・」 「であれば、もっと奥さん孝行しなければならんね・・」 と、互いに出した結論に納得。 いやいや、人は表面では分からないものと改めて感じたのでした。 私と呑みたかった彼。 これまで一度だって二人で飲んだこともなかく、気も進まなかった彼に、少しだけ懐広くして今夜は付き合ってあげてよかった。 「お互いにせっかくの人生だから、これから体力的にも余力を残して十分愉しもうよ」 「そしてもちろん苦労かけた奥さんに孝行しようよ」 「じゃあまた・・」 焼き鳥り屋を出て、互いに笑顔で声を掛け合い分かれました。 その後、私は一旦事務所へ戻り、今ほっと小さな幸せ感でこの日記を書いています。 流れる徳永英明の「PRIDE」も心地よく・・ よかった、よかった。 彼も少しは気晴らしに、そしてハッピーな気分になっただろうか・・ 人生は、いろいろあっても、もちろん精一杯頑張って生き切らなくちゃ。 よびりん学校仲間のパワールックMIWAKOさん作の当社ロゴ。 事務所入口に掲げました。少しずつ幸運が舞い降りてきている感じです。 音楽は、私にとって、飛び切りハッピーになれるかけがえのない友です ランキング参加中です。清き一票をポチッと宜しくお願いいたします。 北九州市詩的写真集☆花・空・海・無料素材ブログ よびりんさんの新刊誰も教えてくれなかった社長業 とても分かり易い人生ヒントが満載です。 転職8回のnextもびっくりの転職30数回。 ちょっとコミカルに、ちょっとエロチックに・・ 愉快でそして元気の出る本です。(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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