ファンタジー物語「太郎石」 3
「僕は昔、この奥の山の中に住みながら人間を助ける為の仕事をしていたんだ。 でもある時、人間は僕を捕まえて石にしてしまった。 僕は必死に逃げた。動物達や雨や風達に助けられながら逃げたんだ。 でも、山の神様には元の姿に戻りたければ人間の助けが必要だと言われた。 人間にしか僕を解放する為の鍵を持っていないからなんだ。 だから逃げ出してはいけないと言われた。 泣きながら僕は人間に助けを求める為に何度も何度も叫んだ!! 動物や自然達が何度も僕を助けてくれた。 ようやく石になった僕を人間が見つけ出してくれた時には、 すでに長い月日が経っていた。 それでも僕はこれで助かると思って嬉しくなった。 でも待っても待っても誰も僕を助けてはくれなかった。 ある時ようやく気が付いたんだ。 人間には僕の声が聞こえなくなっている事を。 しばらくすると人間は僕を神の化身として祀り始め とても大切には扱ってくれた。 でも僕はさらに身動きが取れなくなってしまったんだ。」 丸い石は全てを話し終えると信じられないような解放感に包まれました。彼は石から飛び出し大きな伸びをすると、同時に彼の小さな体はどんどんと大きく成長し美しい光を発した。その様子はまるでサナギから飛び出した蝶を見ているように神秘的だった。それを見ていた小さな人間は驚きを隠せなかったが、その目は虹色に輝いていた。丸い石は小さな人間をそっと抱きしめると、「ありがとう。僕はようやく解放されたよ。」とにっこりと笑った。かつて多くの涙を流してきたであろう彼の目には一滴の涙も無かった。彼は、ようやく鍵を手に出来たのだ。いや、そうではない。そのカギが何であったのか知ったのだ。彼はようやく人間と心が噛み合ったのです。噛み合う。神合う。互いの心が神と合ったのです。これが数千年もの間、待ちに待ちわびた唯一の鍵だったのです。地球の中の小さな国の中で起きた、たった一つの開放が1つの合図となり地球に大きな鐘を鳴り響かせる事になった事を無邪気な彼らが知る由もありませんでした。 終わり☆☆人間同士であれ本当の意味で心が噛み合うと言うのは難しいです。噛み合っているようで、噛み合っていないのが現実です。一瞬噛み合うだけでは鍵にはなりません。常に延々と噛み合い続ける事が出来る噛み合うと言うのだけが鍵となるのです。互いの心が噛み合うと言う事は互いの神と合った事になるのです。それが出来る相手がツインソウルなのだと思います。ですが、ツインソウルとは特別なたった一人の誰かではなく、これから出会う人、既に出会っている人の誰もが対象となっているのです。そしてこの物語には多くの暗号が仕掛けられています。(文章能力が無くて申し訳ないのですが。。)アトランティス?時代から、現代にいたるまでの多くの謎の答えが散らばっています。多くの方へのメッセージですが、答えは一人一人違うと思います。でも必ず全ての方に答えがあるはずです。いつも応援クリックを本当にありがとうございます。この記事が多くの方に読んで頂けるよう、今日もご協力をお願い申し上げます。にほんブログ村--------------------------------精神世界ランキング --------------------------------人気ブログランキングへ----☆------------☆------------☆-------------☆-------------☆-----☆お問い合わせはこちらまでearthone2014@yahoo.co.jp携帯のメールからお問い合わせ頂くと、こちらからメールが届かない場合がございますので、予めご了承ください。パソコンのメールからお問い合わせ頂くか、携帯の設定をご確認くださいますよう、お願い申し上げます。