カテゴリ:観戦記(ファジアーノ)
【JFL前期第1節】
◇日時 2008年3月16日(日)13:00 ◇場所 都田サッカー場 ◇観衆 1,035人 1-1 ファジアーノ岡山 3 2 Honda FC 2-1 ◇得点 前半28分 喜山(ファジアーノ) 前半35分 新田(Honda) 後半13分 小林康(ファジアーノ) 後半14分 喜山(ファジアーノ)PK 後半41分 鈴木(Honda) PK ピッチでは、選手の練習が始まる。 観衆は、1000人あまり。そのうち、ファジアーノ側は、バックスタンドに陣取る。 密集サポが25人ほどで、座って観戦のサポを含めて約50人の熱い人たちがキックオフの時間を待ち受けます。 JFLガイドブックを事務局の方が、いくらか持ってこられていたので譲ってもらいました。(1部1,000円)。約1,000部を販売するとのことで、これは貴重なクラブの収入源ですので、ホーム開幕では、是非、買ってあげてください。 ホンダサポは、50人くらいだったでしょうか?うちのサポと違って、見るからにごく普通の方でした。 バックスタンドは、仮設風のスタンドで、傾斜と高さがないので、やや見づらい面はあります。 メインスタンドは、こじんまりとしているけれど、密集感があって、サッカー観戦にはいいスタジアムなんでしょう。 スタジアムに、ファジサポの大好きな「日曜日よりの使者」の音楽が流れる。 音楽に聴き入っていると、なんと、これが選手入場の音楽。「オーバー ザ レインボウ」で、選手を出迎える段取りが狂ってしまった。 試合の前半は、人もボールも動くファジアーノは、風下にもかかわらず、一方的に押し込む展開。 特に、右サイドからバンバンとゴール前にクロスボールがあがる。 小林選手の加入で、喜山選手にマークが集中せず、両者がいい感じで動けている。 そんな中、前半28分、ゴール前の混戦から、ファジアーノが先制。喜山選手が決めたらしいけれど、遠くでよくわからない。夢ではなく、ファジアーノがリードする展開だ。 このまま、前半、終わってくれればと思っていた、前半35分、Hondaがロングボール1本、新田選手がDFをかわして、ゴールを決め、1-1の同点に。 いくらファジアーノが押していても、ワンチャンスを活かすのは、さすが、JFLの強豪です。同点のまま、前半は終了。 えてして、後半は、本来地力あるチームが、ハーフタイムで修正してきて、流れが変わるのだけれど、後半も、ファジアーノの猛攻が続く。 そして、後半13分、左サイドを崩し、喜山選手からのクロスボールを、きっちりと小林選手がきれいに決めて、2-1と再びリード。 さらに、喜山選手が倒されPKを得る。左に飛んだ相手ゴールキーパーをあざ笑うかのごとく、ゆるやかなシュートがゴールの真ん中に決まる。 PKを決めた喜山選手が、サポ席の前までやってきて喜びを表現。サポにとっても、こういうときが至福の瞬間です。3-1となったところで、勝利を確信したのですが・・・。 しかし、ここからがホンダの時間。一方的に、ファジアーノゴール前まで迫り、ついにPKで1点差まで追いつかれてしまった。 残り、4分。なんとか、逃げ切ってくれと祈るファジサポの気持ちとは、うらはらに、Hondaの波状攻撃は続く。 そして、ロスタイム3分。地域リーグ決勝大会の最終戦のごとく、長い長い時間となった。もう、いつ、同点に追いつかれてもおかしくない状況だった。 おそらく、5分近くあっただろう。そして、ついにタイムアップの笛。 信じられないけれど、本当に勝ってしまった。サポーターは、結構、冷静に勝利の味を楽しんでいたように思った。 3-1で楽勝するより、最後の最後まで苦しんだことで、いろいろと修正点など、見えてくることが多いと思う。苦しんだ分だけ、これからの力になるような気がした。 ファジアーノは、今年の補強は小規模なもので、物足りないと感じる人が多かったかもしれない。でも、私は、去年の時点で、JFLで十分戦える補強は終えていたと思っています。 そして、ピンポイントで、FWの小林選手など、活きのいい、これからの即戦力を補強してくれて、「昔の名前で出ています」という選手は、うちには、いないと思います。 三原選手、池松選手が復帰してくれれば、本当に十分、JFL上位をめざして戦えるものと確信しています。 試合終了後、いつもは、相手サポへエールの交換を行うのだけれど、JFLでは、そういうのは、ほとんど見たことないです。 「やるとしても、ホーム側からやる」というのが、一般的な礼儀で、「遠くからご苦労さん」という気持ちを込めて・・・。 ということで、ファジアーノ側からは、やらなかった。普段から、Honda大先輩は、そういうのやらないし・・・。 JFLの新参者が勝って浮かれて、他人の家に土足に踏み込んで、コールなんてやったら、ホスト側は愉快だとは思わないでしょうから。 あえて、悪気なくそういうのやって、遺恨となっているカードもあるので、やらなくて正解だと思います。 Hondaサポが帰るときに、「お疲れさま~」って、こちらから、声をかけたので十分じゃないかと思います。 ダンマク撤収後は、みんなで記念撮影。 サポーターも、いろんな事情で参戦できなかった方も多く、慣れなくても、コールリーダー、太鼓、スネアなどを分担して、きっちりと役目は果たせたと思います。 シーズンオフのブランクがあって、最初は、「○○選手のコールって、どんなんだっけ?」なんてとまどいながら、ぎこちなかったけれど、気持ちは、しっかりと選手に伝わったはずです。やっぱり、応援は、形やカッコヨサではなくて、気持ちだと思います。 Hondaオリジナルのスネアの連打をファジ側がやったときは、メインスタンドから、どよめきがおこっていましたが・・・。 それにしても、全社や天皇杯の予選を除けば、ファジアーノも、公式戦では、随分と90分負けというのを経験していませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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