幸せだなぁ
今日は入社希望の方が、面接を受けに来店されました。通常なら本社で行うのでしょうが、苫小牧勤務希望だし、人事担当の1人がうちの店に支援に来られていたからなのか、うちの店が面接場になりました。前もって送られてきた履歴を見てみんな興味津々。履歴を見る限り、誰もが「うーん、怪しい」という感じだったのですが、せっかくの増員のチャンス。実際に来られるのをそわそわして待っていました。夕方、ご本人登場。あまり凝視もできないのでぱっと見た感じでの印象ですが、年齢よりずいぶん若く見えました。良く言えば腰が低い、悪く言えば頼りなさそーな感じ。そして結果。やっぱりと言っていいのか、(採用は)まずないだろうというご判断のよう。ああ増員の可能性が・・・(ノ_δ。)しかしこの会社、ちゃんと人を選んでるんだということに少々びっくり。正直薬剤師免許持ってれば誰でも入れてくれる会社かと思ってました(;^。^A なんせ超人見知りで接客不向き、社会性なし、知識なし、仕事覚え悪い、という私を雇った会社ですから・・・。ま、簡単に雇ってくれたぶん、入ってからが地獄でしたが(^_^;)研修時代の薬局長には毎日のように怒られてましたし、研修(試用期間)の終わりが近づいたとき、「忙しくてあまり教えてる余裕なかったせいもあるけど、それにしてもこんなに(研修の進み、仕事の覚えが)遅いのは初めて。周りになじむのも遅いし、他の人たちの間でもあの子どうなのっていう話にはなっているのよ」とのお言葉が。「自分の考えとしては、これからこの道でやっていく自信はある?」と聞かれ、自信の有無を聞かれたらそれは当然ないので、「自信はないです」と答えたらば、「でも辞めないで、頑張ってね。あなた根性はあるから」と。で、異動先が宣告されたのでした。てっきりこの子は無理と切られると思っていたのに、予想外のお言葉。自信がないだけで、辞めるつもりではなかったので、のらりくらりと勤め続けて今に至りますが。でも異動して1年後くらいに、異動先に当時の薬局長が来られたとき、私の仕事してるところを見て、「成長したねー。頑張ったね。ずいぶん良くなったよ」と言われたときは、ちょっと嬉しかったですね。少しは人並みに働けるようになったのかなと。(気分に波のある方なのでたまたま機嫌良かっただけだと思いますが)しかし情けないですが、当初まったく使い物にならなかった私がとりあえず社会人になれたのはやっぱ薬剤師免許のおかげかなと。そして今それなりに働けているのは、周りにああこういう考え方っていいなという人、こうなりたいと尊敬できる人たちがいたからかな、と。そういう環境にいられたことを幸せに思いました。昔から人との出会い運は良いのですよ(#^.^#)同じくらい健康運も良いといいんですが(T_T)