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カテゴリ:本
会社の先輩お勧めの、森博嗣という作家の本を借りてきた。
作者は、現役 国立大学工学部の助教授、という変り種。 タイトルも文章も、理系のセンスが光る、 クールな言葉の芸術家。 小説というよりは、詩?哲学書? って感じ。 ただ、それでもすごく読みやすい。 だらだらとした駄文がない。さすが理系? 今日、会社帰りに借りてきて、もう1冊読んでしまった。 ミステリーだと思って借りてきたのだが、 普通のミステリーとはちょっと違う。 今日読んだのは、精神世界の入り組んだ話だった。 「あなたの価値は私がわかっています。あなたにとって価値がなくても 私には価値があるの。ですから、私に黙って消えてしまわないで」 この台詞を読んでハッとした。 私がいつも夢の中で、言いたくても上手く言えなかった言葉は、 これだったんだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.03.28 02:27:39
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