闘病中の友からのはがき。
2024年2月16日(金)白花さんから、椿の絵が描かれたはがきが届きました。白花さんは、句会の仲間です。2021年9月に重大な病が見つかり、通院しながら治療を受けています。そのころは、コロナの真っ盛り。句会は休会中(今もですが)で、独身で身寄りのない白花さんの通院を支えるのは句会の仲間の二人。その二人と白花さんは、定年退職まで養護施設で教諭をしていた仕事仲間です。私は自分にも何かできることはないかと考えて、毎週写真付きの絵葉書を作って送ることにしました。病気のことには触れず、さりげない日常を一言添えて。時には、自分が撮った写真だけでは賄いきれなくって、ブロ友さんにお断りをして写真を拝借させていただくことも。白花さんからは年賀状のほかには特にお返事もないのですが、自分でもあきれるほどに愚直に毎週はがきを送ってきたんです。その白花さんからのはがき。その内容に、驚きました。「もう戦うのをやめて天国へ行きたい」「いつまでもお元気で」などと、もうお別れであるかのような文言がいろいろ。とってもショックを受けまして、いつも通院に付き添ってくださっているSさんに電話してしまいました。「大丈夫。白花さんは日常生活は自分でできているし、時に散歩もできている。 ただ闘病が長引いて、つい愚痴が多くなるのよ。 naominさんは、今まで通りはがきを出し続けてあげて」しばらくお話して、そんなに深刻な状況ではないことがわかり、少し安心しました。病が見つかって約2年半。精神的にお疲れなんでしょうね。家族がいれば、家族との会話で気がまぎれることもあるのでしょうが、生涯独身で養護教諭という立場を貫かれた白花さんにはそれができません。心細いことでしょう。時には、電話をして話し相手になろうかなんて、思いました。