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カテゴリ:J-POP青春之歌
流恋情歌
作詞/作曲:飛鳥涼 歌:CHAGE&ASKA やけに冷たい雨が降る 傘もささず一人歩き 別れ話を終えた日の 暗く沈んだ帰り道 何もかもが ぼやけて見える 悲しい訳じゃないけれど 今日のおまえのやけに割り切った その態度が悔しいだけさ いつまでたっても この雨は 止みそうにない雨なんだな いつまでたっても この雨は 止みそうにない雨なんだな どうせ止まない雨ならば いっそう激しく降ればいい 雨に心があるならば 俺の心を流しておくれ もう少し もう少し お互い センチになっても良かった 別れ言葉を選んだ俺に お前は笑いをひとつ まるで別れに慣れているように 慣れすぎているように おまえは言った うつむいて この先恋なんて いくらでもあるから いつまでたっても この雨は 止みそうにない雨なんだな いつまでたっても この雨は 止みそうにない雨なんだな CHAGE&ASKA【ちゃげあんどあすか】(Goo音楽より) もう何も説明する必要はない国民的デュオ、CHAGE & ASKA。生き馬の目を射抜くといわれる芸能界で20年間トップ・ランナーとして走り、現在も第一線で活躍し続けている。帽子orバンダナがトレードマークでハイトーン・ヴォイスが聴く者を酔わせるCHAGE。そして精悍なムード+声が魅力のASKA。この個性的な2人組は、もともとはフォーク・デュオとして出発し、吉田拓郎の流れを汲むようなフォーク・ポップ「万里の河」でブレイクした。その後は、無敵のポップ路線にシフト・チェンジ。90年代前半の“テレビドラマ・タイアップ・ブーム"の火付け役とでもいうべき、「SAY YES」で国民的人気を獲得。以降、そのヒット曲の数々は老若男女の心に響き、カラオケの定番としても君臨してゆく。そう、CHAGE & ASKAの音楽は“誰もが歌いたくなる"ものなのだ。彼らのふくよかで伸びのあるヴォーカル・ワークと、複雑なコード進行を駆使しながらもポップ性をたたえた類稀なメロディ・センスは、真似をしたくてもできないオリジナリティを確立した。実際、彼らの曲をカラオケで歌おうとして、思いも寄らぬ転調に「意外と難しい!」--と感じた人も少なくないだろう。そんなプログレッシヴなポップで現在の地位まで昇り詰めたCHAGE & ASKAは、70年代フォーク最大の落とし子といえるかもしれない。 流恋情歌【るれんじょうか】 チャゲ&飛鳥(デビュー当時はこのグリープ名)は1979年、第17回ヤマハポピュラーソングコンテスト(通称、ポップコン)にて入賞、受賞曲「ひとり咲き」でデビュー。しかし、前年の第16回ポップコンにもチャゲアスは参加出場している。その時も入賞を果たしていて、受賞曲が「流恋情歌」である。よって、チャゲアスのディープファンにとっては、この曲は"幻のデビュー曲"として位置づけられている。CD(当時はレコード)化は、チャゲアスの2ndシングルとして1980年に発売されている。2年連続でポップコンに入賞してデビューしたポップコン出身の歌手・グループはチャゲアスだけである。実はこれにはあるエピソードがある。第16回ポップコンに「流恋情歌」で参加した彼らは、本選大会で「流恋情歌」の歌詞を間違ってしまいグランプリをとれなかった。本選大会前から、彼らの実力は高く評価されグランプリ間違いなしと言われていたのに・・・。ちなみに、その年のグランプリ曲は円広志の「夢想花(むそうばな)」である。第15回ポップコンにて「あんたのバラード」でグランプリを受賞した世良正則&ツイストのリーダー太金きんた等は「おなえたちがグランプリだったということはみんな知っている」となぐさめたらしいが、チャゲアスは「もう一度、ポップコンに出てグランプリをとる」とデビューを断ったらしい。そんな、"幻の名曲"がこの曲である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月23日 20時25分00秒
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