昔の自分の考察
会社員をやっていると、20代半ばくらいに出世するための最初の分岐点があると思う。自分も、今思えば、そういうターニングポイントとなる時期があった。その時についた上司が最悪だった。自分はとにかく仕事を一生懸命こなすのは当然だが、最初に役職がつくように、良い評価を得られるように当時の自分は、やりたくもないことばかりしていた。サービス残業。上司に付き合い残業。くそみたいな話を聞かされる飲み。そして、ことあるごとにお前を出世させてやるみたいなことを言われて、自分もその気になっていたのが今思えば本当に恥ずかしい。当時の上司は、くそみたいな人物だった。本やCDなど、しつこく要求して会社に持ってこさせて、借りて行ってそして返してくれない。泥棒だ。悪寒が走るほど、目が覚めるほど口が臭い。自分が会議などで得た情報をシェアせずに自分だけ分かったうえで、賢いふりをしているが、みんなに底を見られている高卒野郎だった。そして、昔は俺も悪かったみたいな中学生の悪行を誇らしげに語る小ワルのケツの穴の小さい男だ。今もその人は、会社にいるが二度と一緒になりたくない。たまに見かけると、偉ぶっちゃってだけど、相変わらず知識が浅いというか一言でいうと馬鹿であきれる。その上司のもとにこれまた腰ぎんちゃくのごますり男がついていて、とにかく自分に反目ばかりしていてとても仕事がやりずらかった。ある日、その腰ぎんちゃくが自分を仕事上で罠にはめやがった。今も、あの時ことははっきり覚えている。はっきり言って自分の罪ではないが、馬鹿な上司は腰ぎんちゃくに取り込まれていて、完全に自分ははめられた。そして、重大なミス的な扱いで配属先を飛ばされ、出世コースからは完全にドロップアウトさせられて、今に至っている。若いうちの失敗は取り戻せるというが、自分に関しては全く当てはまらなかった。あの時以来、貧乏くじばかりひかされ続けている。今思えば、あの時に会社を辞めてしまえば良かったかなと思う。数日前、知らなくても良い情報を知ってしまい改めて、あの日のことに対してふつふつと怒りがわいてきた。