札幌芸術の森バレエセミナー2009 雑感
いよいよやってきました。札幌芸術の森バレエセミナーが始まりました。今回私が参加するのは後期の指導者クラス。毎年前期は見学してきたのですが、今年は所用が相次ぎ後期の受講のみとなりました。自分の受講するクラスの空き時間は見学三昧です。今回の目玉は吉田都さんの指導するヴァリエーションレッスン。中級シニアはアシュトン振り付けの『ランデブー』、『ジゼル1幕ヴァリエーション』。上級はやはりアシュトンの『シンデレラ2幕のヴァリエーション』。アシュトンを踊るなんて、イギリスへ留学したりしない限り経験できません。ましてや『ランデブー』については動画サイトを探しても見つかりませんでした。とっても貴重な経験です。指導はおだやかに、たおやかに。そして、とても的確です。受講生一人一人にアドバイス。アドバイスを得た受講生はみるみる変わっていきます。その様には目を見張りました。ちょっとした動きのニュアンスをサラリと見本を見せてくださるのですが、また、それがすてき!!!美しい、かっこいい、小気味いい、印象的、無駄がない、緻密、などなど。そんな形容詞が浮かびます。吉田都さんとはかな~り昔、舞台でご一緒できる機会がありましたが、放つオーラがさらに成熟されており、見ているだけでなにかしら心が満たされる。そのように感じましたねぇ。最近は指導者としての活動が増えているようにお見かけするのですが、今のうちに舞台へ足を運ばねば!と改めて思いました。バレエセミナーの雑感は他にもいろいろあるのですが、まずは衝撃的だったことからね。