教師×EXCEL
教師にとってEXCELは必要不可欠なモノ。勿論私もずっと使っていますが、今年度ほどEXCELを使いまくった年は無かったと思います。例を挙げると『出欠処理』『成績処理フォーム』『小テストの記録』『提出物の管理』『提出物の督促状』『追試の案内』等々をエクセルで作りました。デザインを決める時に考える事は、『最小限の操作でやりたい事が出来』『汎用性があり』『次年度以降も使える』という点。○出欠処理全授業時数、欠席時数、公欠時数、出席停止・忌引き時数が自動計算され、各学期・通年の出欠統計が一目で解るようなデザインにしています。自動計算された数字は、単票や成績処理プログラムに即座に貼り付けられるよう、並び順にも配慮しています。○成績処理フォーム成績処理に利用するデータ(考査、提出物など)とその割合を入力するだけで、自動的に成績素点を計算するようにデザインしています。EXCELを利用して成績点を出す場合、毎回入力フォームを作り、その都度数式を書く事で100点満点の成績点を計算している場合が多いと思います。それはかなり手間で、また数式に誤りが生じる可能性があるだけでなく、途中で割合を変えた時に面倒な事になるので、汎用性のあるフォームを作っておくと非常に楽です。○提出物の督促・追試の案内ワードや一太郎で督促状を作るのはかなり面倒です。いちいち名前を打つだけで時間がかかるし、未提出&未受験が重なるとワケが解らなくなります。VLOOKUPを利用し、未提出者の出席番号と、あらかじめ指定した提出物(追試)Noを入力するだけで督促状が完成するようにデザインしておけば、かなり手間が省けます。○おまけ提出物に不備がある場合にメモを残すだけでも一苦労です。故に、どこに不備があるかのチェックシートをあらかじめ作っておけば、手間がかなり省けます。たとえば…『課題に以下の不備がありますので、チェックがついている部分を確認し、明日までに再提出してください。 □問題を全て解いていない。 □空欄が多い などなど・・・』かけなくて良い手間はかけない方が良いです。EXCELを有効活用して、生徒とふれあう時間を増やしましょう。