965382 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

第3ブログ"ZECT"

第3ブログ"ZECT"

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

RX-78-2.

RX-78-2.

バックナンバー

2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月

カテゴリ

日記/記事の投稿

コメント新着

SdvillkeS@ IsoSciences &lt;a href= <small> <a href="https://ch…
Adamkot@ Свежие новости Где Вы ищите свежие новости? Лично я ч…
GeorgeDE@ Ты будешь в восторге от этого материала &lt;a href=&quot; <small> <a href="http…
noboru@ Re:SO-DO CHRONICLE 仮面ライダーナイトサバイブ を塗装してみた(11/28) バイザー塗装いいですね! 首回りの青は、…

お気に入りブログ

漫画日本枕草子 dokinchan。さん

キーワードサーチ

▼キーワード検索

フリーページ

2019年05月17日
XML
カテゴリ:初音ミク龍騎
初音ライダー龍騎
第13話
「Sadist Luka」
  
巡音ルカは私服に着替えてビルを出て、MEIKOに声をかける。
ルカ「MEIKOさん。」
MEIKOは振り向いた先にルカの姿を確認した。
MEIKO「!ルカ・・・」
ルカ「お久しぶりです。立ち話も難ですから、そこのお店で一緒に食事、どうですか?」
ルカは礼儀正しく挨拶した後、MEIKOを食事に誘う。
MEIKO「・・・ごめんね。そんな気分じゃないのよ。」
ルカ「面白いものがあるんです。」
MEIKO「面白いもの?」
ルカはMEIKOを逃すまいとしているだけだが、MEIKOは疑念を抱く。リンやレンのことは彼女は知らないはずだ。だがMEIKOは結局、ルカの強引なまでの誘いを断りきれなかった。
 
ルカとMEIKOは仏料理店「La Salle」に入り、適当な席に腰を下ろした。
MEIKO「それで、何?」
MEIKOは無愛想な少女店員からメニュー表を受け取りつつ、ルカに問う。
ルカ「今、面白いゲームがあるんです。ちょっと私に付き合ってくれませんか?」
MEIKO「面白いゲーム?何・・・?」
ルカ「MEIKOさん、仮面ライダーですよね?」
MEIKOは驚いて息を飲んだ。ルカはさらに話を続ける。
MEIKO「なっ・・・何?」
ルカ「知ってますよ。とぼけなくてもいいじゃないですか。私も持ってるんです、これ。」
ルカは紫色のカードデッキを取り出した。中央にはコブラを模したレリーフが入っている。
MEIKO「・・・それで、どうしたいの?」
ルカ「ライダーになって私と戦ってほしいんです。断るなら、このお店の中の人全員、モンスターのランチにして差し上げますよ。」
MEIKO「・・・あなた、正気?」
ルカ「当然、至極真剣です。」
ルカは悪意を隠そうともせず、脅迫するようにMEIKOに宣戦布告する。MEIKOがここで断れば、ルカは早かれ遅かれ、この店のスタッフ・客を問わず、全員をモンスターに捕食させるだろう。MEIKOはそう確信した。
MEIKO「・・・分かった。」
ルカ「さすがMEIKOさん。話が分かる。」
ルカとMEIKOは席を立ち、人目の付かない場所に移動する。
そして鏡のある場所に来て、最初にカードデッキをかざしたのはルカの方だった。
ルカ「変身!」
ルカは顔の近くに持ってきた右手を瞬時に裏返してポーズを取り、カードデッキをVバックルにセットする。ルカの体にコブラの意匠を持つ紫の仮面ライダー・王蛇の姿がオーバーラップされ、巡音ルカは仮面ライダー王蛇へと変わった。
ルカ「それじゃ、待ってますよ。」
王蛇は首を軽く回した後、鏡の中に入っていった。
MEIKO「今度はルカがライダーに・・・どういう狙いなの?オーディン・・・」
MEIKOは疑惑を抱きつつ、ゾルダのカードデッキを鏡にかざしてVバックルを呼び出す。
MEIKO「変身!」
MEIKOはポーズを取り、仮面ライダーゾルダへと変身した。
 
その頃、ミラーワールドにおけるデパート「スマートブレイン」の地下駐車場ではレン=ナイトとハク=ガイがライドシューターから降りて戦闘準備をしていた。両者はそれぞれカードリーダーにアドベントカードをセットし、武器を呼び出す。
「SWORD VENT」 「STRIKE VENT」
ナイトはウィングランサーを手にしてガイに斬りかかる。ガイはナイトの一撃をかがんで回避し、ナイトにメタルホーンの一撃を浴びせる。
レン「ぐッ!・・・くそ!」
攻撃を喰らったナイトは次のカードを使用する。
「GUARD VENT」
ナイトはウィングウォールを身に纏う。だがガイは鼻で笑い、メタルバイザーにカードをセットした。
「CONFINE VENT」
音声の後、ウィングウォールはかき消された。
 
王蛇はコブラの頭を模した杖型のカードリーダー・ベノバイザーにカードをセットした。
「SWORD VENT」 
ゾルダはマグナバイザーを王蛇に向けて発砲する。王蛇は先に呼び出したベノサーベルで銃撃を防ぎつつ、ゾルダに接近する。そして王蛇は上半身を捻って剣を振りかぶり、ゾルダに剣撃をお見舞いする。
MEIKO「うッ!」
ゾルダは弾き飛ばされ、壁にぶつかった。
ルカ「面白いでしょう?戦いは。こんな楽しく人を殺せるものなんてありませんよ?」
MEIKO「・・・それはよかったわね!」
王蛇は戦いの面白さを語るが、ゾルダは適当に流し、カードデッキからカードを取り出してマグナバイザーにセットした。
「SHOOT VENT」
ゾルダはギガランチャーを呼び出して撃つが、王蛇は側転してランチャーの弾を回避した。
 
ガイに次第に追い詰められていくナイトは、起死回生に必殺技を繰り出そうと考えた。
レン「・・・これで決めてやる!」
「FINAL VENT」
ナイトは「FINAL VENT」のカードをダークバイザーにセットした。だが、ガイは即座に対処法を取る。
「CONFINE VENT」
出てきたダークウィングはかき消され、ナイトの「FINAL VENT」は無効化された。
ハク「・・・必殺技は使わせない。」
ガイは左手の指を振って挑発する。そして直後にメタルホーンでナイトを弾き飛ばす。
レン「うっ!」
ナイトは吹っ飛び、壁にぶつかって倒れた。ガイはとどめと言わんばかりに、カードを抜いて左肩のメタルバイザーに投げ入れる。
ハク「・・・今度こそ私の勝ちだね?」
「FINAL VENT」
ガイはメタルゲラスに乗ってメタルホーンを突き立て、ナイトに突進していく。
レン「・・・!」
万策尽きたナイトの頭に自分の「死」がよぎる。途端、怖くなり手足が震え出した。だが、そんなナイトの目の前に龍騎がドラグシールドを持って現れ、ガイの攻撃を弾いた。
レン「・・・ミク姉!?」
ミク「もう止めよう、こんなこと・・・悲しいとか、虚しいとか思わないの!?」
龍騎はガイを説得しようとする。ガイは一瞬心が揺らいだが、戦いを降りることはできなかった。
ハク「・・・たとえそうでも、もう退けないんだ・・・」
ガイは龍騎の説得を振り切って2人に挑む。その後方の離れたところでは、ゾルダと王蛇が戦っていた。
MEIKO「・・・」
ゾルダは龍騎ら3人に気付き、カードを取り出してマグナバイザーにセットする。
「FINAL VENT」
音声と共にマグナギガが出現し、その武装を開放する。王蛇は後ろを振り向き、龍騎らの方へ走った。
MEIKO「遅い!」
ゾルダはトリガーを引き、マグナギガの全武装を撃ち出す。ミサイル、ビーム、ランチャー、バルカンが一斉に射出され、ゾルダの正面全てを焼き払う。
ミクレンハク「うわああああああああああ!」
龍騎、ナイト、ガイ、王蛇、4人のライダーが大爆発に飲まれていく。
MEIKO「・・・」
ゾルダは大爆発の後、無言でその場を去っていった。
 
ミク「う・・・」
レン「何なんだ・・・」
龍騎とナイトは爆発の余波で少なからずダメージを負った。だが王蛇は咄嗟にガイの後ろに回り込み、ガイを盾にして自分はほとんど無傷だった。そして、王蛇の盾にされたガイは直撃を受け、瀕死となった。
ハク「・・・あ・・・あんた・・・よくも・・・」
ルカ「ええ。おかげで助かりました。」
王蛇はドッと倒れたガイに皮肉交じりの礼を言い、ヤクザキックでガイを蹴り飛ばす。ガイは倒れたまま転がって行った。
ルカ「ふふっ。それじゃ、Finishといこうかしら。」
王蛇はベノバイザーにカードをセットした。
「FINAL VENT」
王蛇はコブラ型の契約モンスター・ベノスネーカーと共に走り、十分勢いをつけたところでジャンプし、空中で宙返りする。
ハク「・・・・・・やだ・・・死にたくない・・・」
ガイは恐怖に引き釣られ逃げようとするが、目の前の「死」の恐怖に怯え、立つことさえできない。背中から後退りしていくだけだった。
ルカ「がああああああああああああ!!!!」
ハク「グ・・・バァァァァァァー!!!」
王蛇はベノスネーカーの猛毒ブレスに乗ってガイを連続で蹴りつける。ガイは王蛇の連続蹴りを喰らい、ライダーアーマーがショートするように破裂し、砕け散った。ガイのライダーアーマーを失ったハクは血を吐いて倒れ、絶命した。ハクは既に死亡しているのだが、王蛇はそこからハクの首の骨を容赦なく踏み潰した。ハクは首を根っこから潰されて再び血を吐き、頭が変な方向に曲がり、そのままミラーワールドに消えていった。
ミク「そ、そんな・・・」
ルカ「クククク・・・ッハハハハハハ!ハハハハハハ!アーッハッハッハッハッハッハッハ!!」
ミク「っ・・・何でこんなことができるの!?」
ルカ「あら、次はあなたが相手してくれるの・・・でも、今日は十分楽しめたから。それじゃ、またの機会に遊びましょう、ミクちゃん♪」
龍騎は狂ったように笑う王蛇に突っかかるように問うが、王蛇は満足したらしく、龍騎をたしなめて去って行った。
ミク「今の声・・・」
レン「・・・」
龍騎は声を聞いて王蛇が誰か分かり、呆然とした。一方ナイトは無言で王蛇を凝視した。
 
弱音ハク/仮面ライダーガイ 脱落
 
 CONTINUE THE NEXT TUNE





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2019年05月17日 13時39分28秒
コメント(0) | コメントを書く
[初音ミク龍騎] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.