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どもゼムです。ここ数日はちょっと忙しかったので、書き込みの方をサボらせて頂いてました。ま、そんな事はどうでもいいとして、書きかけのリヴューをまとめあげなければ。誰のためでもない、自分のためにですが
で、フォース・キングダム。いいよね、この後ろ髪引かれる想い。これぞツーステッパーの真骨頂。非力ながらもエモーティヴに歌いきる女性ヴィーカルと盛りあげるコーラス、それに付かず離れずのロロッピングなバックが三位一体となって混沌としたグルーヴを創りだす。確か違うレーベルでもリリースされてたけど、どっちが先なのは分かりましぇーん 続くマジック・トーンズはブログ盤。この辺はぼくのコレクトの範疇ではないので(失礼、でも潔さは大事だ)詳細は本舗ブログに譲るけど、実際のBPMよりはゆっくりめに聴こえて、とっても癒される一曲。今の今までうまい形容を思いつかなかったけど、やっと出ました。クールなぬくもり、これだ そして、ぼくからは必殺のドナルド・ウィルソン。若干の白っぽさもここではメリットに感じられる、感極まった熱唱と特効薬的なオルガンの響きが、我々聴き手のカチコチに凍った心を溶解する、クロスオーヴァの大傑作。この品質はジョニー・ムーアのブランズウィック(ジェーダン)盤に匹敵するはず。しかし、総帥のせいで、ゼムらしからぬ、心温まるチューンをかけてしまった。反省?! 総帥からはウェールズ・ウォレス。本舗ブログでも書いたけど、このレコードは、特にアップテンポなストンパーとしてのサムバディ・アイ・ノウで取り上げられる事が多いと思う。が、聴いてのとおり両面共に素晴らしい。でも、久しぶりに聴いたな、こっちの面。「もうちょい大きく言って」というフレーズとポロロンなピアノが涙を誘う ここから再びモダンソウルターイムで、ぼくの秘蔵盤、トリプレット・ツインズ・アンド・ダブル・トラブルはどーだ。秘蔵盤ってほど激レアではないけど、ユーザキにはかなりもったいないことは確か(笑)。このピアノの調べで始まるイントロには毎回警戒してるんだけど、どうしてもその後の展開を予感しただけで涙腺が緩くなる。ストトンストトンといなたいバックながらも、ローリングしながら込みあげてくる大波にのまれて、聴くたびにノックアウトさせられる一枚 ファンクシーンで絶大な人気のスタンディング・ルーム・オンリーが続く。これぞ新時代のモダンソウル、トリーのロックと共にファンクシーンがもたらした最良のサンプルといえよう。執拗なまでにリピートされるチェンジオヴペースが聴き手の自由を奪い、タイトル通りに生贄にしてしまう。これもブログ盤 ここまで一山作れたと判断したぼくはロニー・ストークスでとどめを。これは以前に当RFブログでも触れたけど、こんないなたい(過ぎる)サウンドが万人(とはいえないか、まだ)受けるとは夢にも思わなかった。しかし、聴くたびに感じるけど、ものすごい縦乗りですな。詳しくは過去のコメントを参照してね さてここからだ、こっからが重要なのだ、今回のショウは。まず総帥からのフォー・トップス。名唱ラヴ・サウンズ(現在アップされてるゼムのショウで聴けます)を上手に消化し、更に別ステージに昇華させた、禁断のミッドテンポ。「フォーエヴァー、ハウエヴァー、ホェアエヴァー・アズ・ロング・アズ・ウィー・アー・トゥギャザー」に込められた、この情感の深さよ。ビクンビクンのチョッパーも素晴らしい。ゼム一目惚れの一曲。これもブログ印 そして、ジーン・テレルのノー・リミット。ご存知ブレークウォータ(これも今アップされてるショウで取り上げてます)との競作曲。どっちがいい?どっちもいい!に決まってるでしょ、そんなの。しかし胸キュン度はこっちのジーン版に分があるでしょうよ。ところで、これってグレイ・アンド・ハンクスの書いた曲じゃなかったっけ。彼らはホントに優れたダンスソウルを生みだすよねー 次のG.C.キャメロンも素敵だなー。これもアルバムトラッカー、見りゃわかるって!?時代だからかもしれないが、所謂モータウンらしさが出しゃばることなく、あくまで隠し味程度に抑えられてるのが嬉しい。曲よし歌よし音よし、三拍子揃った名曲であるのはもちろんだけど、控えめなホーンと白雉的な使い方のキーボードがぼくのソウルをがっちり捕らえて放さない。ブログ盤でした 最後はサモナ・クックが幾多のヴァージョンが存在するメロウ名曲に果敢に挑んだマーキュリー盤を。他のグループよりテンポも落ちてかなり失速気味だけど、それはご愛嬌。一つくらいは、こんな歌謡曲っぽく聴こえるユー・トゥー・ミー・アー・エヴリシングもあってもいい。これは45シングルのイシュー盤のB面のみで、確か12インチには収められなかったはずだから、意外に買いにくい曲ずらよ。ナイスでラヴリーなヴァージョンでした 今日から後一週間はまだこの前回のショウも聴けますので、まだの人は是非。一回聴いた人も是非。では又 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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